2017.11.1
ローカルエリアに興味はあるけれど、なかなか限られた日程では足を伸ばすことができない・・とお悩みの皆さま!台湾の“国内線”を使えば、東部でも離島でも、あっという間にたどり着くことができちゃいますよ!どんな路線があるのか、どうやって予約すれば良いのか、さらにはHowtoTaiwan読者限定のお得なキャンペーンもご紹介しますので、ぜひ活用してみてくださいね♪
こんにちは!キュレーターのROMYです。
日本にもエリアや県によって様々な特色や観光スポットがあるように、台湾も九州ほどの大きさながら、東西南北・さらには離島まで、それぞれ違った魅力を秘めています。Howto Taiwanでは、ローカルエリアの楽しみ方を積極的にご紹介していますが、今回は‟短い日数でもちょっと足を延ばしてみたい”という方のつよーい味方になる「国内線」の利用方法をお届けします!
国内線が活かせるのは、ずばり「東部エリア」と「離島」です! 西部エリアは台北~高雄まで新幹線(高鐵)でスピーディーに移動できますが、東部エリアの花蓮や台東に行くには列車を利用しなければなりません。 列車の種類にもよりますが、台北~台東まで一番速い「太魯閣号」でも3時間半かかります。 鉄道で海沿いをのんびり旅するのももちろん良いですが、4日間くらいの旅行に組み込むとなると、なるべく移動時間は短縮できた方が良いですよね。 さらに離島へ行く場合には、船と飛行機とではかなり所要時間に差が出てきます。
例えば国内線を使うと、台北からたった1時間のフライトで、こんなにも美しい台東の景色に出会えちゃうんですよ♪ 興味はあるけどちょっと遠いから・・という理由で今まで二の足を踏んでしまっていた方!利用しない手はないですよ~!
2017年11月現在、国内線を運航している主な航空会社は以下の2つです。
【UNI AIR/立榮航空】
https://www.uniair.com.tw/
エバー航空(長榮航空)の子会社で、国内線の取り扱いでは最大手。カバーエリア、便数ともに多い。
<運行>
●松山 ⇔ 花蓮・台東・馬公・金門・南竿・北竿
●台中 ⇔ 馬公・金門・南竿
●嘉義 ⇔ 馬公・金門
●台南 ⇔ 馬公・金門
●高雄 ⇔ 馬公・金門
●馬公 ⇔ 金門
※馬公空港=膨湖、南竿空港・北竿空港=馬祖
【MANDARIN AIR/華信航空】
https://www.mandarin-airlines.com/
チャイナエアライン(中華航空)の子会社で、運行便は少ないけれど料金設定は低め。
<運行>
●松山 ⇔ 台東・馬公・金門
●台中 ⇔ 花蓮・馬公・金門
●高雄 ⇔ 花蓮・馬公
行き先や予算によって、どちらを選択しても良いと思います。 私は膨湖や台東へ行くときに「立榮航空」を利用しましたが、 プロペラのついた小さな機体を見て“中は一体どんな感じなんだろう・・”と 正直最初はちょっぴり構えていましたが、想像以上に座席もサービスもしっかりしていて とっても快適であっという間のフライトでした! 機内誌のクオリティーが高いところもなかなか良かったです◎
*母体がエバー航空だけあって、立榮航空もサンリオとコラボしていました!
ちなみに機内持ち込みできないサイズの荷物がある場合、 チェックインカウンターとは別の「行李/貨物 託運處」という場所で預ける必要があります。 機内持ち込みは7kgまで、預け入れ荷物は10kgまで無料です。 出発30分前までにチェックインを済ませるようにしましょう!
国内線はさほど本数が多くないので、まずは旅程に合った便があるかどうか調べます。 「スカイスキャナー」を使って検索すると、 立榮航空と華信航空の両便をまとめてチェックすることができますよ。 ちょうど良い便が見つかったら、航空会社の公式HPからインターネット予約をします。 表示は中国語と英語のみになりますが、日本の予約サイトと同じようなつくりですし、 漢字を見ればなんとなく意味は分かるので特に問題ないかと思います。
【予約に関する中国語】
●票 : チケット
●單程 : 片道
●來回 : 往復
●啟程地/出發地 : 出発地
●目的地 : 目的地
●出發(去程)日期 : 行き
●回程日期 : 帰り
●搭乘/旅客 : 大人
●嬰兒 : 子供
●搜尋 : 検索
●重選航班 : フライトを選びなおす
●下一歩 : 次に進む
●上一頁 : 前ページに戻る
●回首頁 : トップページに戻る
検索結果が表示された後、フライト時刻の横にあるボタンをクリックすると、 チケットの種類を選択する画面が表示されます。 一番オーソドックスなのが「全額票(定価チケット)」で、あとは各条件によって料金が異なります。 台湾国籍の方にしか適用されないものもありますが、以下は海外の旅行客でも利用可能です。 (詳細は各航空会社の規定をご確認ください)
●促銷(早鳥)優惠 → タイムセール(早割)
※別便への変更は不可
●兒童優惠 → 子供(※満2歳~12歳未満)
●嬰兒 → 幼児(※2歳未満で座席使用なし)
ちなみに「全額票」で購入しておけば、万が一旅程が変わったとしても無料でフライト変更可能です。 私は以前、台湾に到着後すぐに国内線に乗り換えるというスケジュールを組んでいましたが、 日本から台湾に向かうフライトが遅延してしまい間に合わない!というアクシデントが発生・・。 その際、追加費用なしで1本遅い便に変更してもらえてすごく助かりました!
さて、基本的な予約の仕方についてご紹介しましたが、 実は外国人限定のかなりお得な割引サービスがあるんです! それが、新幹線の外国人優待の記事 でも 高い反響を得た台湾発のウェブサービス「kkday」を利用する方法。
kkdayでは、現在以下3路線(立榮航空)について割引サービスを提供しています。
●松山-花蓮
https://www.kkday.com/ja/product/12168
●松山-台東
https://www.kkday.com/ja/product/12195
●松山-澎湖
https://www.kkday.com/ja/product/12196
例えば、とある日の「松山-花蓮」で往復料金を比較してみると、通常「3,326元」するところ、 kkdayでは「2,400元」だったので、なんと「926元(約3,300円)」もお得に! 1日分の食費が丸々浮くぐらいの金額なのでは・・これはありがたすぎる!!
もちろん料金のお得さだけではなく、日本語対応なので安心なのと、 日本円表示で分かりやすいというメリットも◎ (ページ右上で言語・通貨の切り替えが可能)
例えば友人の分をまとめて手配して、後で料金を精算しようと思った時に、 現地通貨表示だとだいたいのレートを掛けて算出したり、 引き落とし後に実際の金額を確認したりせねばならず、意外と面倒なんですよね・・。 その点最初から日本円で算出されていれば、旅行前でもきっちり精算することができて良いですね!
そんなとっても魅力的なkkdayですが、なんと今回!HowtoTaiwanの読者さんだけが使える、秘密のキャンペーンコードもご用意いただきました!
kkdayで【松山ー花蓮便】または【松山ー台東便】を予約する際に、キャンペーンコード「HOWTOTWTSA」を入力すると、kkdayでの販売価格からさらに、5%OFFで利用できちゃいます!(先着50名様のみ)
●松山-花蓮
https://www.kkday.com/ja/product/12168
●松山-台東
https://www.kkday.com/ja/product/12195
こちらのキャンペーンコードが利用できるのは、2017/11/1~2018/10/31となっています。また購入したチケットが適用できる出発期限は、2017/11/1~2018/12/31となっていますのでご了承ください♪
※注意事項:
1.日本国籍の方の利用に限ります
2.kkdayの一アカウントにつき一回までの利用となります
3.ほかのキャンペーンやクーポンとの併用はできません
4.価格は変動することがありますのでご了承ください
ということで、これはもはやkkdayを利用しない理由が見当たらないっ!
本当におすすめのサービスなので、ぜひ皆さんも活用してみてくださいね。
最後にもう1つ、台湾の東側に位置する2つの離島「綠島」と「蘭嶼」への行き方もご紹介します。
ダイビングのメッカとして知られ、美しい自然や原住民文化などを楽しめるところですが、 船で行くとなると時間がかかるのと、波が高い時には船酔いしてしまう可能性も高いのです (船酔いで到着してからもしばらく動けなかったという話、結構よく聞きます…)。 でも台東空港から国内線を使えば、綠島には約15分(!)、蘭嶼には約25分で着いちゃいます!
*青い海が美しい、綠島の風景
運行しているのは「德安航空」という航空会社で、19人乗りのかなり小さな飛行機です。 天井は真っすぐ立てないほど低く、前の方の座席からコックピットも丸見え(笑)ですが、 特に揺れる心配もなく、窓の外の青い海を眺めているとあっという間に着いてしまいます。
【DAILY AIR/德安航空】
http://www.dailyair.com.tw/
立榮航空などと同じようにオンライン予約が可能で、4名が上限。
トップページ左側の「網上訂位(Online Booking)」に必要事項を入力して「查詢航班機位」ボタンを押すと、
選択日のフライト一覧が表示されます。
「機位狀況」欄が「可訂位」となっているフライトは予約可能なので、
希望する便の「選擇班機」欄の○ボタンにチェックを入れて「確認送出」をクリック。
「訂位須知」ページで「我同意」をクリックすると、個人情報入力ページに進みます。
※電話番号欄は入力必須となりますが、「+81」をつけると文字数が足りなくなるため、 日本の番号をそのまま入力して良いと思います。(特に使うことはないということで…)
クレジットカード決済となるため、次のページで必要事項を記入して予約を完了しましょう。
ちなみに、私が利用した際には特に予約確認メールは送られてこなかったので、 ちゃんと予約できているかどうかは德安航空トップページのサービスメニューの中から 「訂位查詢」を選択して確認しました。 その際に「訂位代號(予約番号)」と「身分證號(パスポートナンバー)」が必要になるので、 クレジット決済完了後に表示される画面(氏名や訂位代號などが載っています)を 必ずスクリーンショットや印刷などして残しておくことをお忘れなく!
台湾旅行で新幹線や列車を利用する方は年々増えてきているように感じますが、 国内線については、その選択肢があること自体まだまだ知られていないように思います。
でも、事前にオンライン予約だってできるし、意外と手軽に利用できるんだなと感じていただけたら嬉しいです。 もちろん列車と比べると料金はややお高めですが、時は金なり! 限られた時間の中でうまく飛行機も活用して、ぜひローカルエリアにも足を伸ばしてみてくださいね♪
【PR】こちらの記事はkkdayの提供でお届けしています
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