2017.3.1
台北の古くからの問屋街「迪化街」。赤レンガ作りのレトロな雰囲気が人気で、最近は日本人観光客もたくさん!そんな中、台湾産の檜などを使ったオリジナルグッズが作れる「好攸光刻所」というお店を発見。台湾での思い出に、世界で一つだけのアイテムを作ってみてくださいね♪
こんにちは!編集長の小伶(しゃおりん)です。
台北の人気のスポットとして鉄板エリアになりつつあるのが、台北で最も古い商人の町、迪化街(ディホァジエ/díhuàjiē)。東京・上野のアメヤ横丁のように、ずらりと問屋が並ぶレトロタウンですが、最近は古い町家をリノベーションしたお洒落な店が増えていたり、日本の観光客にも大人気です。
台湾のクリエイターの作品に触れられる展示スペースなども多くあるのですが、今回はこちらのエリアでお薦めの「好攸光刻所」というお店をご紹介。
実はこのお店では、台湾産のヒノキなどを使ったオリジナルのアイテム作りができるのです!世界に一つだけの作品は、台湾での思い出に残るお土産になること間違いなし。迪化街に遊びに来たら、是非チェックしてみてくださいね!
好攸光刻所(hǎoyōu guāngkèsuǒ/ハオヨウ グァンクァスオ)へ行くには、まずはMRT北門駅から歩いて7分ほどの<迪化街商圏>を目指します。こちらのお店は商圏に入ってから、さらに3分ほど歩いた「小藝埕(xiǎoyìchéng/シャオイーチェン)」と呼ばれる一帯にあります。
昔ながらの街づくりを活かした、レトロな赤レンガの建物が目印です。
このお店自体は、こちらの小藝埕とは別に、青田街というエリアにもあるのですが、お店の大きさは小藝埕の方が広くてお薦めとのこと。定休日はなく、毎日9:30〜19:00まで営業しています。
こちらのお店で取り扱っているのは、台湾産の檜を使ったバラエティ豊かな商品。
お店に入ると、ふわっと檜の香りがして、とっても気持ち良い空間です。
台湾の人気エリアのイラストやモチーフを散りばめた、木製のコースターやブックマーク。 他にもキーホルダーなどなど。
レーザーで彫刻するアイテムがメインのお店なので、なんとこんな表札を作ることができるサービスも!
好きな形の檜の木材を選んで、そこに自分の入れたい住所や名前を入れられるそう。
イラストなどはまさに台湾ならでは!というデザインなので、日本では手に入らない作品に仕上がりそう。
中国語だけでなく日本語も入れられるので、日本で使うアイテムをこちらで購入するのもOKです♪
魅力的な商品が色々並ぶ店内ですが、今回のお目当てはこちらのお箸やスプーンなどのカトラリーたち!
日本人のお客さんも多いそうで、日本語で「オーダーメイド」と書かれています。
こちらは、レーザーの機械を使って、自分の好きな言葉を木製のお箸やスプーンに入れられるというもの。すでに文字入れされたものを直接購入することもできますが、せっかくならオリジナルのものを作成したいですよね♪
お箸やスプーン以外にも、しゃもじや、それらをセットでしまえる布製の袋なども売っています。
用意されているもの中には、名前(名字)を入れたものや、思わずクスッと笑ってしまう遊び心あふれるメッセージが彫られたものも。サンプルを見ながら、どんな言葉を入れようかな〜?と想像を膨らませます。
ちなみにこちらのしゃもじは、オリジナルの文字入れ含めて550元(2,000円ほど)。
文字のほかに、こちらの写真のような絵文字も彫刻できます。
お箸やスプーンなど、色々悩んでいたところ、可愛い子供用の木製フォーク&スプーンセットを発見(こちらは竹製だそう)!まるっとしたフォルムと、セットで350元(1,200円ほど)というお値段に惹かれてこちらを購入することに決めました。
作りたいものを決めたら、お店の人に渡して、彫刻したい文字などを決めます。
日本語を話せるスタッフはいませんが、英語やリストなどからの指差しでコミュニケーションは取れるので、安心してくださいね♪
絵文字のリストも実はこんなに沢山あります!迷ってしまう〜…!
ちなみにフォークとスプーン、それぞれ別の彫刻をすることもOKですし、文字数によって値段が変わることもありません。フォントなども選べるので、バランスとデザインを見ながら決めてくださいね(日本語もOK)。
購入後に彫刻をその場で行うので、受取りまで20分程度は見ておきましょう(混雑時はもっとかかる可能性も)。その間に迪化街でのショッピングを楽しんで、最後に取りに戻ってきてもOK。迪化街の入り口付近にあるので、帰りに戻れるのが有り難い♪
通常はここで注文が完了したら、注文書を受け取って、指定された時間にまた取りに来るのですが… 今回は特別に、刻印するところも見せてもらいました。
レーザーでの彫刻なので、機械にいれて、一瞬です!
文字入れされた檜からは、かすかに煙があがっています。
機械に貼られたポストイットには「別拉我我很貴(私を引っ張らないで、高いよ!)」と書かれていました(笑)。
おおお〜 くっきり彫られてる!
お店の人に注文書を渡し、出来上がった商品を受け取って終了です!
今回私は、プレゼントしたい子の名前と台湾モチーフの絵柄を交えて、左右違う文字を入れてみました。まさに世界に一つだけの作品!嬉しい〜!
フォークとスプーンのセットは、レーザーによる文字入れ、布製の袋もセットで350元。お土産にもピッタリですよね。
ちなみに、HowtoTaiwanキュレーターのROMYが、以前こちらでお客様用のお箸セットを作っていたのですが、そちらはこんなキュートな仕上がり。
包んでいる布製の帯も含めて、とっても可愛いですよね♪
「歡迎您吃飽飽/お腹いっぱい食べてね」という文字が彫られています。こんなお箸でお呼ばれされたら、思わず沢山食べてしまいそう…!♡
以上、いかがでしたか?
迪化街ではカラスミや乾物などのお土産を購入したり、レトロな街の散策をしたりといった楽しみもありましたが、こんなオリジナルグッズ作りにチャレンジしてみても面白いかもしれません。
ちなみにこちらのお店のお隣には「爐鍋咖啡(lúguō kāfēi/ルーグォカーフェイ)」というお洒落でレトロな珈琲屋さんがあります。Wi-Fiなどもあり、美味しい淹れたてのコーヒーをゆったりと飲める快適な空間なので、注文して待っている時間や、街歩きの散策に疲れたら、こちらのお店で休憩するのもお薦めです。
また、このレトロタウン・迪化街エリアを思いっきり楽しみたい!という方には、以前HowtoTaiwanでも紹介していた迪化街エリアにあるホステル「WeCome Hostel」がお薦めですよ〜!
>> 最高のホスピタリティーで居心地バツグン♡台北駅徒歩圏内の「WeCome Hostel」に泊まってみた
興味のある方は、ぜひあわせてチェックしてみてくださいね♪最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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