2016.8.14
こんにちは!編集長の小伶(しゃおりん)です。台湾といえば、魯肉飯。魯肉飯といえば、鬍鬚張魯肉飯。この黄色と赤の目立つ看板、きっと台湾に行ったことのある方なら一度は見たことがありますよね。
出展:http://blogs.yahoo.co.jp/ryu_ohtani/23790368.html
そもそも魯肉飯とは、台湾伝統の庶民料理で、豚の角煮をきざんだようなお肉の載ったご飯のこと。
公式サイトには、
“1960年ヒゲの張さん(当店のマークのモデル)が、コラーゲンたっぷりの豚のほほ肉と秘伝のタレを使い「ひげ張魯肉飯」として売り出すや一度食べたら癖になる味だと大人気に。今では屋台街やお弁当には欠かせないメニューです。”
というメッセージがありますから、きっとこの店こそが、おなじみの「魯肉飯」を始めに作った店だというのでしょう。
真実がどうかは置いておいて(笑)
この魯肉飯、実は日本でも食べられる方法を2つ見つけたので、魯肉飯大好きな私がご紹介いたします!
私世代はきっと知らないでしょう。
なんと「鬍鬚張魯肉飯(日本語では”ひげちょうルーローハン”)」って、かれこれ20年近く前は、渋谷や六本木・神戸などに店舗があったんですね〜!驚き!
しかしまあ日本では流行らず、数店舗展開後には次々と閉店していたそうな(悲しい)。
で、よく見たら、日本でも鬍鬚張魯肉飯のオフィシャルサイトがありました。なんと2015年時点では石川県野々市市に2店舗残っているそう!あの味が日本でも食べられるなんて〜お近くの方は是非とも行ってみてください!それにしてもなぜ石川…!?
素晴らしいレポートがデイリーポータルZに載ってました。
詳しくは記事内容を見ていただきたいのですが、なぜ石川県に?という質問には、意外な答えが。
>なぜヒゲチョウが石川に残ったのか
せっかくここまできたので、なんで石川県にだけヒゲチョウが残っているのかという謎を店長さんに伺ったところ、なかなか意外な答えが返ってきた。
この店を経営しているのは、農園や飲食店などの経営もしている社会福祉法人の佛子園で、ヒゲチョウは障害を持った人と一緒に仕事をする事業の一環としてやっているそうだ。(中略)そのきっかけは、理事長が六本木ヒルズのヒゲチョウを食べてうまかったからで、これを障害者達の仕事にしようと思い立ち、今年でめでたく10年目。
まさかそんなエピソードがあって、石川県に「鬍鬚張魯肉飯」が残ったとは… 現地では有名なのでしょうか?今度石川県に行ったら、絶対立ち寄ってみたい!
さて一方の私は、石川県よりも台湾の方が頻繁に通えそう…(笑)というわけで。
日本で美味しい鬍鬚張魯肉飯を食べるもう一つの方法は、パウチ型の魯肉飯!一袋165元(約600円)とやや高いような気もしますが、記載によると一袋で、お店で提供している6杯分の魯肉飯とのこと!それなら納得です。
ちょっと見えにくいですが、写真右上が、鬍鬚張魯肉飯オリジナルのレトルト魯肉飯&鶏肉飯。そう!鬍鬚張魯肉飯のお店には、魯肉飯だけじゃなく鶏肉飯もありました。
店舗で買うほか、太平洋SOGOや三越の地下の食料品売場には置いていたので、お土産にぜひぜひ。
レトルトなので熱湯で3分ほど温めて、ほかほかご飯に載せました。もちろんたくあんを添えるのをお忘れなく(本当はもっと黄色いのを載せたかったけど売ってませんでした..)。
おうちでこんな本格的な魯肉飯が楽しめるなんて!
レトルトなので熱湯で3分ほど温めて、ほかほかご飯に載せました。もちろんたくあんを添えるのをお忘れなく(本当はもっと黄色いのを載せたかったけど売ってなかった..)。
テンションを上げるために、魯肉を茹でたチンゲンサイの上に載せる「燙青菜」なるものも添えてみましたよ〜!別途、味付け卵も作ってみました。紅茶で色をつけて、台湾でも売っている「茶葉蛋」風に。
食べてみたら、やっぱりウマイ!台湾の味!
ふるふるっとしたお肉、これは自宅で魯肉を作ってみても再現できないんですよね。レトルトの袋を器にドバっとあけると、結構な量の油だったので、その油は翌日、野菜炒めにも使いました。調味油として他の料理にも使えるのは良いですね。激ウマ!
ふるふるっとしたお肉、これは自宅で魯肉を作ってみても再現できないんですよね。レトルトの袋を器にドバっとあけると、結構な量の油だったので、その油は翌日、野菜炒めにも使いました。激ウマ!
「やった〜!日本でも鬍鬚張魯肉飯が食べられるぞ〜!」と喜んでいたら、先に紹介していた石川県の鬍鬚張魯肉飯(in日本)のウェブサイトでも、オンライン通販でパウチの魯肉飯が購入できることに気が付きました。
しかもこちらだと!一袋420円です。
量を考えると台湾で買った方が割安ですが、少し台湾のものとは味も違うのかな?と気になります。しかも!鬍鬚張魯肉飯限定の茶碗までついたセットまで。このお茶碗で食べたら、より台湾気分が増すかもしれません。
そういえばかなり昔、この鬍鬚張魯肉飯とファッションブランドのAPEがコラボしてTシャツを売っていたこともあったんですよね…
出典:http://blog.livedoor.jp/gotaiwan/archives/50823569.html
なかなか手広くビジネスを展開される鬍鬚張魯肉飯。(笑)いつかまた渋谷で食べられる日が来るかもしれませんね!
日本でも台湾味を楽しみたい!という方は、ぜひこちらの方法を試してみてくださいね〜!
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