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「台湾家庭料理」といえばコレ!編集長イチオシの定番料理5選と台北の人気店まとめ

2019.3.19

台湾へ行ったらぜひ味わってほしい「台湾家庭料理」テッパンの5品と、台北で台湾家庭料理が食べられるおすすめのお店を紹介します。身体に良い食材を使ったお料理や、やさしい味付けは日本人にも大好評!ハズレ知らずの人気店を制覇してくださいね♪

2泊3日ほどの台湾旅行で欠かせないグルメといえば、やっぱり「小籠包」!?
いやいやそれもひと昔前の話。いま台湾ツウの間でハズせないグルメといえば「台湾家庭料理」なんです。

ガイドブックや雑誌の台湾特集などでも「台湾家庭料理」というカテゴリが紹介されることも多くなってきた今。だけど、台湾料理って中華料理とは違うの?そもそも台湾家庭料理店ではどんなものが食べられるの?と疑問に思う方も多いはず。そこで今回は鉄板の台湾家庭料理と、おすすめの台湾家庭料理店をご紹介します。

台湾家庭料理といえばコレ!テッパンの5料理まとめ

そもそも台湾家庭料理といえば、台湾の家庭でお母さんが作ってくれる、日本でいう肉じゃがのようなもの。乾物などをうまく使ったものや、醤油などで甘辛く煮たものなどが多くありますが、いずれも様々な地方の料理から影響を受けながら台湾で独自に確立されていった料理でもあります。

お店によってはそれぞれ違う名前で出されていることもありますが、かなり高確率で出会うメニューですので、ぜひ挑戦して、お気に入りを見つけてみてくださいね!

菜脯蛋|切り干し大根入りの卵焼き

こちらの写真は、後半で紹介している台北「豐盛食堂」のもの

漢字では「菜脯蛋(ツァイプーダン/càipúdàn)」と書くお料理ですが、台湾語の発音で「ツァイボーナン」と呼ばれることが多い台湾家庭料理の定番の卵焼き。

台湾の伝統である切り干し大根の塩漬けをたっぷりと入れた円盤型の卵焼きは、外はサクっ、中はふわっ、そして切り干し大根がコリコリ!と食感も楽しくご飯も進む、たまらない美味しさ!まあるい形がお決まりです。

スコップみたいな大きなスプーンで取り分けると、幸せが膨らむ〜!
この切り干し大根も、日本で食べる煮物とは違って、ザーサイのような食感と味に近いもの。刻みネギもアクセントになって、ご飯にもお酒にも合う美味しさです。

三杯鶏|醤油と台湾バジルを使った、鶏肉炒め煮

こちらの写真は、世田谷にある台湾料理店「光春」さんの三杯鶏

台湾人の友達に「台湾人が最初に習う家庭料理」と教えられたことがある「三杯鶏(サンベイジー/sānbēijī)」。その話が本当かどうかはさておき(笑)たっぷりの生姜と鶏肉に「醤油、酒、ごま油をひとさじずつ入れる」という超シンプルな作り方ゆえ、そんな風に言われているのかもしれません。三杯鶏という名前もその作り方が由来しています。

調味料だけ見ると、なんだか和食に近い料理のように思えますが、この料理を台湾料理たらしめるポイントは、わっさり載せられた九層塔(台湾バジル)。これがアジアンな香りを醸し出していて、とっても美味しいのです。唐辛子が載っていますが、アクセント程度のものなので、辛いお味はほとんどしません。

土鍋で作られることが多い三杯鶏、これは鶏肉以外にも色々なパターンがあり、鶏肉がエリンギになった「三杯杏鮑菇」や、「三杯田鶏」なるカエル肉バージョン も…!

こちらの写真は台北の老舗「欣葉」の三杯杏鮑菇

「三杯」の文字を見れば、醤油ベースのこの調理法と分かるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!

蛤蜊絲瓜|ヘチマとハマグリ炒め

続いてご紹介する「蛤蜊絲瓜(ガーリースーグァー/gélí sīguā)」はその漢字からもなんとなくわかるとおり、はまぐりとヘチマのお料理。台湾ではヘチマは一般的な野菜なのですが、日本人からしたらキュウリと冬瓜の間のようなイメージでしょうか…。

生姜と一緒に水を加えずにじっくりと蒸すことで、ヘチマの水分にハマグリの出汁がたっぷり滲み出て、じゅわっとした食感に。繊細な味わいは至極の一品! 日本語にすると「ヘチマとハマグリ炒め」となるのですが、「スープ」と呼んでも良いぐらいにジューシーになるのです。

小籠包店などで注文すると、蒸篭に入った熱々を提供されることも。またこの料理をスープにした「蛤蜊絲瓜湯」というメニューも食堂などでよく見かけます。

麻油雞|鶏肉とごま油のスープ

続いては、台湾の冬グルメの定番でもある「麻油雞(マーヨウジー/máyóujī)」。
胡麻油と生姜で炒めた鶏肉を、たっぷりの米酒と煮込むお料理で、食べ終わったあとは体もポカポカになるので風邪撃退メニューとしても知られています。台湾では麺線を加えて食べるのがお決まりです。

ほろほろに煮込まれた鶏肉が美味しいのはもちろん、この生姜と米酒、ごま油が効いたスープのお味がとても美味しくて。冬の定番として知られていますが、年中食べたい!

台湾でお馴染みの調理家電「電鍋」でもカンタンに作れちゃうので、作り方をマスターすればいつでも自宅で台湾気分が味わえますよ♡

涼拌茄子|ナスの香味あえ

最後にご紹介するのは、台湾の自助餐(好きな料理を選べる定食)や、小菜(セルフサービスの小皿料理)などでおなじみの「涼拌茄子(リャンバンチエズ/liángbàn qiézǐ)」。

涼拌というのは冷たい和え物(冷菜)という意味なので、たとえば豆干を細切りにしてタレと和えた「涼拌豆干」など、色々なバリエーションがあります。

Photo by @yuichi_sak

なかなかメインになることはない小皿料理なのですが、年中食べられる小菜のド定番でもあり、台湾ツウで見たことないという人はいないはず。私はこれが個人的にかなり好きで、セルフで選べるときには、迷わずこの一品をチョイスしてしまいます(笑)。

台北で台湾家庭料理が食べられるおすすめ店4選

さて!ここからは、こうしたお料理が食べられる台湾家庭料理店をご紹介します。 上記のお料理がすべて網羅されているわけではないのですが、定番料理やそれぞれのお店での創作家庭料理もいただけるので、ぜひチェックしてみてくださいね!

欣葉(シンイエ/xīnyè)

言わずとしれた名店「欣葉(シンイエ/xīnyè)」。三越信義など台北を中心に6店舗展開していて、台湾ファミリーもよく使う老舗の台湾料理店です。若い子からシニアにも大人気なので、年齢が上の人と一緒に行く食事や会食などにも使えるのが嬉しいポイント。海外のお客さんのリピーターもかなり多いそうです。

ちなみにこのお店で一番人気の看板料理は、こちらのカニおこわ。 卵入りのメスのワタリガニをまるまる一匹使った一品は、ボリュームあって大満足!

さらにこちらの自家製のイカ団子もたまらない…!

広々としたお店なので、大きな円卓で食事を楽しむ台湾ファミリーの姿もちらほら。 比較的高級感のあるお店ですが、ワイワイと食事を楽しめる雰囲気なので、小さなお子さん連れにももちろんおすすめです。

豐盛食堂(フォンシェンシータン/fēngshèng shítáng)

客家料理がベースになっている台湾家庭料理店「豐盛食堂(フォンシェンシータン/fēngshèng shítáng)」。客家花布などがあしらわれた店内は台湾らしい雰囲気も素敵!

全体的に薄めの味付けなので、台湾でちょっと濃い味に飽きたな〜というときにもおすすめです。その時々の旬の食材を使っているので、壁に掛かった料理札から好きな料理を選んで注文します。

お味はもちろんのこと、立地も抜群!観光スポットとしておなじみの「永康街」から歩いて行けるので、街歩きの帰りに気軽に立ち寄れますよ♪

My灶(マイザオ/My zào)

過去に開催した「台湾女子ナイト」でも、作家の一青妙さんがおすすめされていた「My灶(マイザオ/My zào)」。「灶」というのは台湾語で「厨房」の意味。

このお店の名物は、絶品の魯肉飯!魯肉飯といえば激安の台湾B級グルメとしておなじみですが、My灶のものはいわゆる高級魯肉飯。仕込みから完成までかなりの時間を要しており、手間暇を惜しまず作られた魯肉飯はこれまでの激安グルメ的なイメージを覆します。一口食べてみたらその人気にも納得するはず!

この店のオーナーさんとお話したときに「うちの魯肉飯は高い。40元の屋台の魯肉飯とは違う」と強調されていたのですが、それでもお値段は80元(300円ほど)。いやそりゃほかの台湾の屋台と比べたら高いけど、日本人的には全然安いよ!と心の中で熱いツッコミを入れてしまいます…。

こちらがオーナーのBenさん。日本が大好きで、とってもフレンドリーな方です♡最近とても人気なので、予約必須です!Facebookページのメッセージなどでオンラインで予約できるので、ぜひ旅行に出発する前に連絡してみてくださいね(直前だと満席のことが多いです)。

芬蘭家廚(フェンランジアチュー/fēnlán jiāchú)

最後にご紹介するのは、数々のグルメな猛者たちをうならせ、台湾好きからも長年愛されてきたお店「芬蘭家廚(フェンランジアチュー/fēnlán jiāchú)」。

Photo by @yuichi_sak

…なのですが! 実はこの店、今年3月末で閉店することが発表されています(号泣)。
料理上手なママがお客さんの好みや人数にあわせて自由に作ってくれる家庭料理の数々はとってもシンプルなのに「なんで!?」というぐらいに味わい深く、何を注文してもハズレなし。数々のガイドブックでも紹介されていますが、お値段もお手頃で、家庭料理といえばこの店の右に出るものはない!と言っても過言ではありません(断言)。

Photo by @yuichi_sak

ああ、泣く泣く閉店…。おそらくこの記事を読んで行ける方は限られていると思いますが、台湾家庭料理を語る上ではハズせないお店なので、敬意と感謝を込めて紹介させていただきました。今回の閉店は、お店が入っていた建物が売られることになったことが原因だそうですので、またどこか別の場所で営業再開してくれることを信じて祈ります…。続報があれば紹介します。

3月中に台北へ行く予定がある皆さんはどうぞ最後に食べ納めしてきてくださいね!

台湾の定番家庭料理5選とおすすめの台湾料理店まとめ

以上、今回は台湾へ行ったら是非食べてみてほしい「台湾家庭料理」と、おすすめのお店をご紹介させていただきました。中華圏のお料理=味が濃い、脂っこい、というようなイメージもありますが、ご覧いただいたとおり、台湾で独自に発展した台湾家庭料理は、生姜などをたっぷり使った身体に良いものや醤油ベースの甘辛い味付けなど、日本人の口にも合うものがとっても多いんです。

ちなみに今回ご紹介したお料理は、日本の台湾料理店などでも食べられます。台湾料理の教室などに行けばレシピを教えてくれることも多いので、ぜひマスターして日本でも台湾気分を味わってみてくださいね♡

台湾旅行中のご飯、「まずは小籠包!さてその次は…!?」と悩んでいる方は、ぜひ台湾家庭料理店へ!最後まで読んでいただき、ありがとうございました♡

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