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台北の次は歴史と浪漫の残る港町へ。台湾第二の都市”高雄” 入門編♪

こんにちは!小伶(しゃおりん)です。 皆さん、台湾南部の街、高雄(gāoxióng/がおしょん)へは行ったことはありますか?台湾の第二の都市と呼ばれる高雄には、台北などの北部や、自然いっぱいの東部とはまた違う魅力がたくさん!

というわけで今回は、高雄の楽しみ方をぎゅっと凝縮してご紹介!入門編として、次の高雄旅行の参考にしてみてくださいね♪

高雄ってどんなところ?

台湾の南部(北回帰線よりも南)に位置していることもあって、一年を通して気温が温かく、1月の真冬シーズンでも最低気温は17度ほど。温暖な気候を利用した農業が盛んなため、豊富なフルーツを年中堪能できたり、海が近いので、台北都市部では食べられない新鮮な海の幸を味わえたりといった特徴があります。

海に面した港町として発展し、日本統治時代にも多くの日本人が出入りしたことから、当時の面影が未だに色濃く残っています。台湾南部ならではの自然と歴史が融合した観光スポットの数々は、まさに台北では出会えない景色。

台湾の友達に聞くと、「台北が東京なら、高雄は大阪!」なんて声が挙がるほど、北部に比べて人情味も熱く、安くて美味しいグルメが満載というのが現地の台湾人のイメージ(ちなみに台南は”京都”だそう)。

また市内はMRT(地下鉄)も通っていて、2016年7月にはLRT(ライトレール)も開通。市内観光の交通の便もかなり良いのです。日本から高雄国際空港への直行便が出ている都市もあるので、そちらの便を利用すれば、ダイレクトに高雄へアクセスもできます。

高雄と日本の深い関わり

高雄へ行くと、現地の人が口を揃えて言うのは、日本と高雄の深い関わり。
日清戦争終結の翌1895年から第二次世界大戦終結の1945年まで、日本の統治下に置かれていた台湾ですが、当時の様子を伺える施設は高雄に未だ多く存在しています。例えば現在の「市立歴史博物館」は、元々は1938年日本統治時代に市庁舎としてつくられた建物。また「忠烈祠」なども日本統治時代には「高雄神社」として知られ、今でも当時の鳥居が残っています。

他にも、現在は観光スポットとしても人気な「旧鉄道橋」とも呼ばれる舊鐵道。

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こうした線路は、日本のエンジニア飯田豊二氏によって監督施行され、1913年末に完成。当時はアジアで最も長い鉄橋と言われ、日本人が台湾のインフラ整備の発展に貢献したようにも見える施設などが、多く点在しているんです。

そうしたこともあって、やはり高雄の人々も親日な方が多く「台湾へ来るなら、台北よりもぜひ高雄へ!」という声を、とりわけ多く耳にしました。

高雄で遊ぶならどこ?人気の観光スポット7選

さすが「第二の都市」と言われるだけあって、高雄の観光地も歴史的な寺院から、流行りの”文創地区”、港町らしいロマンチックな遊覧が楽しめる愛河まで様々。アクセスもしやすい高雄の人気観光スポットをご紹介します。

1. 高雄といえば、ここ!台湾最強のパワースポット「蓮池潭」


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高雄といえば、ここ!と呼ばれるぐらいにお馴染みなのが「蓮池潭(liánchítán/リエンチィタン)」。台湾きってのパワースポットとしても有名で、観光客が押し寄せます。
特に有名なのが「龍虎塔」と呼ばれるカラフルでダイナミックな七重の塔。「龍」の口から入って「虎」の口から出ると、過去の災いが清められるとされていて、更に螺旋階段を上に上っていくと、蓮池潭の全体を眺めることもできます。

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春秋閣や孔子廟などもあるので、気候がちょうど良ければ、ゆっくり散歩するのも気持ち良いかも。駅からは少し離れているので、タクシーでのアクセスがお薦めです。


2.古き文化と最新の芸術に触れる「駁二藝術特區」


長らく倉庫として閉鎖されていたエリアをリノベーションした施設で、2006年に高雄市政府文化局に引き継がれ、芸術やカルチャーに特化した場所としてオープンさせたのが「駁二藝術特區(bóèryìshùtèqū)」です。

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KRT「鹽埕埔」の1番出口から出て、徒歩5分。気軽にアクセスできる上に、半日でも十分に遊べる現地の若者に人気の観光スポットです。

かつての”台湾鉄道” を体験できる施設があったり…

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世界から集めたオシャレな文房具が手に入る、ステーショナリー屋さんがあったり…

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台湾ではお馴染みのライフスタイル提案型の本屋さん「誠品書店」や、日本にも店舗を構える人気パイナップルケーキ屋の「微熱山丘 SunnyHills」も、倉庫のある街並みをうまく活用して出店しています。

期間限定の展示なども多くあるので、是非!公式サイトなどからイベントや催しものをチェックしてみてくださいね。


3.「佛光山佛陀紀念館」に、世界最高の仏さまを拝みに行こう!


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広大な敷地に、とにかく大きな大仏様!
2011年にオープンしたばかりの「佛陀紀念館(fótuójìniànguǎn)」は、星雲大師によって9年の歳月をかけて創建されたそうで、総面積は100ヘクタールを超え、現在も毎年1000万人以上にも上る人々が参観するとのこと。

この仏さま、高さは50メートルだそうで、座り姿勢としては世界最高なんだそうです!自然いっぱいの広大な公園を散歩しても良し、「ブッダの一生」を4Dのアトラクションとして視聴できる施設などで遊んでも良し、日本語の音声案内などもあるので、心を静かに、ゆったり楽しめます。

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施設内はあまり日陰が無いので、真夏に行くには要注意。場所は駅からは離れていますが、高雄の主要駅でもある「左營」駅から直行のバスも出ているので、そちらを使えばアクセスも◎です。


4.世界2位の地下鉄駅にランクイン!MRT「美麗島」駅


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”祈り” をテーマに設計された「美麗島(měilìdǎo)駅」は、すでに高雄のシンボルにもなっています。旅行サイト「Bootsn All」が発表した 「世界で最も美しい地下鉄駅トップ15」の2位に見事ランクイン。4,500枚のステンドグラスを使った幻想的な美しさは、日本人建築士の高松伸によってデザインされたんだそう。

高雄のMRTはレッドライン(紅線)とオレンジライン(橘線)の2本に分かれているのですが、この「美麗島駅」はそれらの2本が唯一交わる主要駅。現地の台湾人も、この駅へ来たら撮影大会がスタートです。

Aliceさん(@alice612_)が投稿した写真

高雄の二大夜市の一つである「六合夜市」は、この美麗島駅を出てスグなので、撮影ついでに是非そちらも楽しんでくださいね。


5.「愛河」でロマンチックな遊覧を楽しむ、高雄の夜


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そして、高雄を紹介するには欠かせない!「愛河(àihé)」。
高雄の主流河川の一つである愛河は、全長16.4km。川の両岸には、川を眺めながら食事が楽しめる施設や遊歩道が立ち並び、そうしたお店の光がキラキラと水面に写る姿はとてもロマンチック。

愛の河というだけあってデートスポットのように見えますが、この愛の河を優雅にクルージングできる遊覧は、家族連れや友達同士のレジャーの場所としても大人気。乗車料金も120元(400円ほど)とお値打ちなので、せっかく高雄へ来たのなら、ぜひ!体験していただきたいスポットの一つです。

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船の中にも、ゴンドラタイプがあったり、テーブルなども完備された船があったりとバラエティ豊か。日中は暑いことが多い高雄なので、夜の涼しくなった時間帯に楽しむのがお薦めですよ。


6.観覧車が目印!高雄最大のショッピングモール「夢時代」


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この規模は台北ではお目にかかれない!
2007年に台湾最大のショッピングモールとしてオープンした「夢時代 DreamMall」。大きな観覧車が目印です。

阪急百貨店や統一百貨店が併設されたショッピングモールで、映画館などもあります。
H&MやGAPなど日本でもよく見かけるブランドが並ぶので、わざわざ日本人が遊びに行くほどではないかもしれませんが、屋外庭園があったり、台湾のご当地フェアなどが行われていたりするので、家族連れやお土産を買いたい人にはおすすめ。

台湾でセブンイレブンを運営する統一グループが経営していることもあり、随所に台湾のセブンイレブンでお馴染みの人気キャラクター「OPENちゃん」のグッズや展示が。MRT「凱旋」駅の1番出口から出ているシャトルバスも、OPENちゃんです

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フードコートだけでも豊富なメニューが楽しめるので、食事にも困りません。MRT「凱旋」駅からは歩いて15分、シャトルバスも10~15分間隔で出ているのでアクセスも◎です。


7.高雄でも欠かせない!夜市めぐりは「瑞豐夜市」で


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台湾ではどこへ行っても「夜市」なしには語れない!
もちろん高雄にも「六合夜市(liùhéyèshì)」と「瑞豐夜市(ruìfēngyèshì)」の二大夜市がありますが、高雄人がこぞってお薦めするのは「瑞豐夜市」の方。六合夜市に比べて観光地化されておらず、ローカルなグルメやゲームなどの屋台が楽しめます。

こちらも高雄の夜市らしく、イカ焼きやハマグリスープなどの海鮮料理の屋台が目立ちます。

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毎週月曜&水曜はお休みなので注意が必要ですが、MRTの巨蛋駅から歩いてすぐなので、気軽に遊びにいけます。高雄のローカルグルメを、ぜひ夜市でも楽しんでくださいね!

高雄へはどうやっていくの?

さて、肝心の高雄へのアクセスは、高雄空港に直行便が出ているエアラインを使うのが一番便利ではありますが、まだまだ数や就航空港も限られているので、融通が効く新幹線を使って行くのがお薦め。

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台北から高雄市内の「左營」駅までは、1470元(約5,000円)で所要時間は2時間ほど。桃園の空港に到着する飛行機なら、新幹線の「桃園」駅から直接新幹線に乗って、高雄へ来るコースでも良いかもしれません。

ちなみに、台湾で新幹線を使うなら、パスポートを見せるだけで25%も割引が受けられる「外国人割引」がお薦めです!
購入方法はこちらをチェック。>> 台湾の新幹線は「外国人優待」があるって知ってた?

もし移動に慣れているなら、台湾ではお馴染みの長距離バスを使うのもアリ。
長距離バスは24時間体制で動いていることが多いので、深夜に台湾へ到着する飛行機でも、そのまま長距離バスに乗り込めば、翌朝には高雄市内に到着できます。

こちらはかなり安く、お値段も大体500〜700元(約1,700〜2,500円)ぐらい。例えば、ジェットスターを使うコースだと、成田空港を21:40に出発(GK11便) → AM0:45には桃園空港に到着。

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そこから深夜バスで高雄まで直行。約5時間で、高雄駅に到着!
深夜バスで移動なんて、ちょっとハードに思えますが、台湾の高速バスは日本のグリーン車のように快適なものも多いのでご安心を。

深夜バスでしっかり睡眠をとれば、翌日の朝一番から、高雄での一日をスタートできますよ(荷物はその日にチェックインする予定のホテルに預ければOK!)。週末の弾丸旅行にもぴったりな高雄旅行。帰りは少し時間に余裕を持って、高雄から一度台北に寄って観光をしてから、桃園空港へ行って帰国するのも良いですね。

上記で紹介したジェットスターは、東京(成田)、名古屋(中部)、大阪(関西)の3都市から運航中。なにより値段が安い!というのが特徴なので(成田〜台北線は片道6,750円~、関西〜台北線は片道4,950円~、中部〜台北線は片道4,800円~)、現地でしっかりお金を使って、行き来は出来る限りコストを抑えたい!という方にはお薦めです。

アプリもあるので、スマホでさくっとチケットの空き状況&価格検索などもできますよ〜!

高雄入門編♪ まとめ

以上、いかがでしたか?
高雄にはまだまだ、ここでは紹介しきれないほどの魅力があるのですが、今回はまずは入門編ということでここまで。台湾南部ならではの台湾人の情熱に触れたり、歴史ある寺院を回ったり、高雄の楽しみ方は他にもたくさん!とにかくアクセスしやすいということもあるので、中国語に自信の無い方や、台湾ローカル旅初心者の方でも安心して楽しめるはずです!

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次回記事では、今回ご紹介しきれなかった、高雄で欠かせない!ご当地グルメもご紹介予定です。台北の景色にちょっと飽きたな〜という方、寒いシーズンに少し暖かい場所へ行きたい!という方、ぜひ高雄旅行にチャレンジしてみてくださいね。

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