2023.12.8
台湾の空の玄関口「桃園国際空港」があることでおなじみの桃園市に、編集長が子連れで遊びに行ってきました! 駅チカで楽しめるアウトレットやローカルな観光工場、レトロな老街など、実は親子で遊べるスポットがたくさんある桃園エリア。おすすめスポットや、子連れで楽しむためのTipsをご紹介します♪
大家好〜! 編集長の小伶です。
台湾旅行のたびにお世話になっている桃園国際空港。空港に到着後はすぐに台北市内に移動するという方も多いと思うのですが、実は! 桃園エリアにも日本ではあまり知られていない隠れた人気スポットがたくさんあるんです!
特に桃園国際空港と台北市内をつなぐMRT・桃園空港線が2017年に開通してからは、駅チカに新たな観光スポットも続々オープンしており、ますます便利に観光できるようになっています。
そんな桃園市を遊び尽くしたい〜〜〜! ということで、編集長が6歳と3歳の子供を連れて旅してきました。本記事では、実際に行ってみて良かったおすすめスポット6選と、家族旅行で桃園エリアを楽しむためのTipsをあわせてご紹介します♪
【PR】本記事は桃園市観光局とのタイアップ記事です
まずは、空港MRTの高鐵桃園站(高鉄桃園駅)から直結! 新幹線の桃園駅からも気軽にアクセスできるアウトレット「華泰名品城(huá tài míng pǐn chéng)」。
こちらは台湾初の屋外型アウトレットで、世界的に有名なアパレルや生活用品ブランドのショップがずらり! 台湾には三井など日系のアウトレットもありますが、こちらは台湾の会社が運営しているので、海外のブランドが多く、訪れている人たちも多国籍な印象でした。
屋外型で広々としているので、天気の良い日はとーっても気持ち良い♪ 季節ごとの装飾やイルミネーションもあり、お散歩しているだけでワクワクした気持ちにさせてくれます。
レストランや広々としたフードコート(美食街)もあるので、旅先で家族の食べたいものがバラバラ! というよくあるシチュエーションでも安心。また台湾で人気のスヌーピーのプレイグラウンド「Snoopy Play Center 史努比楽園」も入っているので、パパと子供が遊んでいる間にママが一人でゆっくりお買い物… というような楽しみ方もできますよ〜!
ちなみにうちの子たちは、このアウトレット内にあるゲームセンター「饅頭家族主題楽園」に直行…!
(台湾のゲームセンター、日本ではあまり見かけないゲーム機が色々あったりして結構楽しいんですよね…!)
こちらのゲームセンターでは、ゲームで遊ぶとチケットが出てきて、それを集めると最後に賞品に交換できるという楽しみもあり! 日本よりもプレイ料金が安いので、ついつい課金しがちです(笑)。
高鉄桃園駅の改札を出たらすぐにアウトレットにつながる連絡通路があります。
迷うことなく行けるので、是非チェックしてみてくださいね♪
次にご紹介するのは、2020年にオープンして話題となった水族館「Xpark」!
こちらは先ほどの「華泰名品城」隣接の商業施設「置場廣場」の中に入っているので、アウトレットとセットで遊びに行くのがおすすめです。
こちらの「Xpark」、何がそんなに話題になったのかというと、なんと日本の「八景島シーパラダイス」が手掛けているんです…! 「八景島シーパラダイス」の初の海外拠点、かつ台湾では初めての ”都市型水族館” ということで、屋内のフロアや壁、天井まで、360度の空間を有効に使って、さまざまな生き物の展示や体験施設が設計されています。
足元に広がるカラフルな映像に子どもたちは大喜び!
台湾でわざわざ水族館…? と思う人もいるかもしれませんが、台湾の東海岸をイメージした大水槽(その名も「Formosa」!)があったり、台湾の食用魚としておなじみの虱目魚(サバヒー)が悠々と泳いでいたりと、台湾の水族館ならではの展示もあります。
美しい写真が撮影できるフォトスポットとしても大人気で、親子連れはもちろん、友人同士のグループやカップルで訪れている人も多くいました。週末はかなり混雑している「Xpark」ですが、平日の午前中はかなり空いていて、ゆったりと生き物の展示や体験施設を楽しむことができましたよ〜!
ちなみにこちらの水族館内で流れている音楽は久石譲さんが担当しているんですって!
どこを切り取っても絵になる上に、優雅でリラックスした気分になれる空間です。
水族館内は持ち込みの飲食はNGなのですが、館内にはカフェ「PRONTO」が入っています。水族館限定のメニューは可愛くて子供ウケも抜群♡
屋内の展示だけではなく、屋上には野外の展示やショーを鑑賞できるスタジアムもあるので、天気が良い日は特におすすめ。
ちなみに「Xpark」では、水族館に泊まることができる驚きのプランもあるんだとか…!
こちらは隣接のホテル「COZZI HOTEL」とコラボしたもので、ナイトツアーを楽しんだあと、水族館内の水槽の眼の前に設置されたベッドで眠れるという(!)水族館好きにはたまらない企画です。興味のある方は こちら もチェックしてみてくださいね♪
Xpark(エックスパーク)
桃園市中壢区春德路105號(地下鉄高鉄桃園駅から徒歩5分)
https://www.xpark.com.tw/
続いては、鉄道好きキッズは必見! の「台湾高鐵探索館」。
2007年に開通した台湾新幹線の歴史や車両の仕組みについて学べる施設なのですが、なんとここ、新幹線の桃園駅の改札を出てすぐの建物にあって入場無料! 館内はそこまで広くないので、新幹線の待ち時間にちょっと寄ってみる、というのもおすすめ。
新幹線の運転手気分が味わえる模型や、新幹線が通過する都市を模したジオラマも!
ジオラマの中を新幹線が15分おきに通過します
これまでに発売された台湾新幹線の公式グッズやコラボ商品の展示も。
ちなみにこちらの施設、2023年11月時点では公式サイトからの事前予約が必須となっていました。日本人が入場する際には、受付でパスポートを預ける(退館時に返却)必要があるので、忘れずにお持ちくださいね!
台湾高鐵探索館(台湾高鉄探索館)
桃園市中壢區高鐵北路一段2號
https://tdiscovery.thsrc.com.tw/index.html
※完全予約制なので、公式サイトから予約した上で訪問してください(2023年11月現在)
続いてご紹介するのは、桃園の市街地からは少し離れた大溪(dà xī)と呼ばれるエリア。 こちらにはノスタルジックな昔の台湾の雰囲気をたっぷり感じられるオールドストリート「大溪老街(dà xī lǎo jiē)」があります。
清国時代から商業都市として賑わっていた大溪には、当時のバロック様式の建物がいまもたくさん残っています。現在はショップやカフェ、レストランや雑貨店などになっているのですが、重厚感のある石造りの街並みが美しく、歩いているだけでワクワク。
休日には歩行者天国になるので、子連れでも安心してゆったり散策できるのが嬉しいポイントです♪
昔ながらの台湾の雑貨店や駄菓子屋さんも多く、子どもたちも面白い店を見つけては飛び込んでいました(笑)。
大溪で有名なグルメ「豆干」を食べたり、夜市でおなじみの輪投げやゲームの屋台で遊んだりと、子どもたちも飽きることなく楽しめましたよ〜!
休日は沢山の観光客で賑わう大溪老街。
たくさんの屋台が連なる賑やかな通りを抜けると、広々とした中正公園、そしてその先に、美しい石門水庫と淡水観音山の景色が望める「大溪橋」があります。
日本統治時代の設計を模して復元されたという「大溪橋」。
大溪老街と同じバロック建築の風格で作られていて、夜間にはライトアップも行われるのだそう。美しい装飾が優雅で、沢山の人が写真を撮影していました。
歩行者と自転車専用の橋なので、ゆったりと景色を楽しみながら渡ることができます。 疲れたら橋のベンチでひと休み。台湾らしい観光が満喫できるスポットです♪
大溪老街
桃園市大溪區和平路
https://maps.app.goo.gl/4TPhjkdG2ETpdB6m6
大溪橋
桃園市大溪區瑞安路一段273號 https://maps.app.goo.gl/X8FeiSdUWJGAmMRZ8
最後にご紹介するのは、「雄獅想像力製造所(xióng shī xiǎng xiàng lì zhì zào suǒ)」。こちらはアートにまつわるユニークな体験ができる施設で、英語名は「SIMBALION ART STUDIO」です。
こちらの施設を手掛けているのは「雄獅文具 SIMBALION」という1956年創業の文具メーカー。60年以上にわたって定番の文具や美術用品を販売してきた会社ですが「想像力こそ超能力」というコンセプトをもとに、人々が自由な発想でアートに触れられる体験施設を2020年にオープン! そのコンセプトの通り、施設内には想像力が広がる楽しい展示や体験がギュッと詰まっています。
こちらは、自分でインクを注入してペンを作ることができるコーナー。
自分がほしい色を2色のインクを組み合わせて作ります。
隣で手伝ってくれたのは、草間彌生さん風のスタッフ(その名も草間花生さん!笑)。中国語ができなくても、英語や絵を使いながら、とても親切に案内してくれました。
他にも、色のついたシャボン玉が出てくる機械で、オリジナルの模様のシールを作ったり、
真っ白なお部屋に、自由な発想でお絵かきをしたり…!
さらにこちらの施設では、毎日さまざまなワークショップ(DIY教室)が開催されていて、年齢に応じた楽しいアート体験ができます。
こちらは、マーブリング技法を使った「惑星ライト」制作の様子。マーブリング液に絵の具を垂らしてオリジナルの模様を作ります。
制作したアイテムはお土産にもなるし、帰国後も「これは台湾で作ったね〜」と子どもたちと話したりして、本当に良い思い出になりました♡
施設自体は自然豊かな龍潭エリアにあり、敷地内にはテントが設置されています。私が訪れたときは、遠足で来ていた台湾キッズたちがここでお弁当を食べていました。楽しそう〜〜!
モナリザのお姉さんとも記念撮影できました(笑)
親子でローカルな体験施設へ行ってみたい! という方はぜひチェックしてみてくださいね〜!
雄獅想像力製造所(SIMBALION ART STUDIO)
桃園市龍潭區中原路二段188號(バス停「雄獅文具」から徒歩1分)
https://simbalionartstudio.com/
最後に「台湾といえばやっぱり夜市!」ということで、桃園で子連れにおすすめの「中壢観光夜市」をご紹介。桃園エリアにはたくさんの人気夜市がありますが、中壢観光夜市は歩行者天国なのでバイクや車が横を通る心配もなく、子連れでも安心して楽しめます♪
桃園MRT(空港線)の「老街渓」駅から歩ける距離にあるので、アクセスも良好。
夜市の隣には大きな公園があって、公園内のトイレが使えるのもありがたいポイントです。もちろん、子どもが大好きなグルメ&ゲーム屋台もたくさんありますよ〜!
雰囲気としては、台北の寧夏夜市をもっと広々として歩きやすくした感じ。
一本道の夜市なので迷うこともありません。方向音痴でも安心…!
この夜市から徒歩圏内のホテル(古華花園飯店)に泊まっていたので、毎晩のようにこの夜市に繰り出して遊んでいました…(笑)
中壢観光夜市
桃園市中壢區新明路(空港MRT「老街溪」駅より徒歩10分)
https://maps.app.goo.gl/H81uXeBdK9yGY3KL7
台湾のローカルエリアといえば、交通の便が悩ましい問題。今回の旅ではタクシーやUber、桃園MRTを駆使しつつ、あちこち一日巡りたい!という日だけ、包車(bāo chē:貸切チャーター)を利用しました。
KKdayで包車のプランを見つけて予約したのですが、当日ホテルまで迎えに来てもらってびっくり! めちゃくちゃ大きなベンツ……!(笑)
チャーター車だと、お土産がどれだけ増えても安心だし、車内に荷物を置いたまま散策にでかけたりできるのが助かるんですよね〜。さらに「ここで降りたらあっちへ向かうから、そこまで迎えにきて!」というようなリクエストにも柔軟に対応してくれます。
ドライバーさんは日本語が通じないことが多いですが、LINEを交換して位置情報を送ったり、翻訳アプリを使ってコミュニケーションができるのでご心配なく♪
言わずもがな乗り心地も最高♡
桃園エリアはとても広いので、旅行人数が多い場合や、あちこち一日で回りたい! というときにはぜひチャーターも検討してみてくださいね♪
以上、親子で遊べる桃園エリアのおすすめスポットを6つご紹介しました♡ こちらの記事ではご紹介しきれなかったのですが、他にも桃園エリアには、大人気の遊園地「小人國」や、広大な敷地の「埔心牧場」、さらに季節ごとに美しい景色が楽しめる花園なども豊富にあります。
さらに今回は子連れにおすすめのスポットをご紹介しましたが、Howto Taiwanの過去記事では、大人の桃園旅でぜひ訪れてほしいスポットについてもまとめていますよ〜♡
https://howto-taiwan.com/8408/
桃園国際空港のすぐそばで観光がスタートできるので、例えば、入国or帰国日に一日だけ立ち寄って遊ぶという楽しみ方ができるのも桃園エリアの魅力。桃園でしかできない体験はもちろんのこと、台北から少し離れたエリアだからこそのローカル台湾感もしっかり味わえるはず…!
皆さんもぜひ! 桃園エリアの魅力を再発見してみてくださいね♪
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
\この記事をシェア/
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
台湾の最新情報をお届けします♪
関連する記事
日本でおなじみの星野リゾートが手掛ける「星のや」が、2019年6月、台中の温泉エリアである谷關(グーグァン)…
彩虹眷村や高美湿地などフォトジェニックな観光スポットで注目を集めている台中。そんな台中へ行ったら、ぜひ訪…
台湾の第二の都市としても知られる、高雄。台湾の南部に位置し、港町として栄えた名残や日本統治時代の歴史が色…
台湾に行きたいけどなかなか休みがとれない… そんなあなたにぜひおすすめしたいのが、日帰りで台湾を堪能する「…
Howto Taiwanでは、
台湾が大好きなキュレーターを募集しています!