2020.1.8
台湾人は大のインスタント麺好き! 美食大国として知られる台湾ではインスタント麺もレベルの高いものがどんどん開発されているんです。そんな台湾のインスタント麺事情や現地で大人気のインスタント牛肉麵『滿漢大餐』シリーズについて、食レポを交えてご紹介します!
こんにちは、キュレーターのれいちぇるです。
突然ですがみなさん、台湾のインスタント麺ってどんな種類があるかご存知ですか? 日本同様、台湾でもインスタント麺は大人気。スーパーやコンビニのインスタント麺コーナーには、日本でも見かけるおなじみの商品から台湾メーカーのオリジナル商品まで、種類も豊富なインスタント麺が並んでいます。
そのうち、台湾旅行の際に特にオススメしたいのが、インスタント牛肉麵! 名店にも負けない味がカップ麺で味わえちゃうんです♡
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台湾メーカーのオリジナルブランドのインスタント麺は年々進化していて、一般的なインスタントラーメンだけでなく、台湾ならではのビーフンや汁なし麺、牛肉麺など、バリエーションやフレーバーもかなり豊富。台湾のスーパーやコンビニをのぞいてみると、このとおり、世界各国のインスタント麺(袋麺&カップ麺)もずらり。韓国式の激辛ラーメンや、日本でおなじみの商品なども取り揃えています。
有名どころは色々とありますが、お土産にも人気のロングセラー商品といえばこちらの「科學麵(カーシュミェン/kēxuémiàn)」。1970年代に発売されて以来、子どもから大人まで今でも皆に愛されている商品です。
子どもたちがスナック感覚で食べることも多く、日本のベビースターラーメンの台湾バージョンとも言われているのだとか。
ちなみにこちらの科學麵は、台湾の夜市にある滷味(台湾風醤油煮込み)の屋台や、火鍋屋さんの具材としてもよく見かけます。野菜や練り物などの具材と一緒にぐつぐつ醤油で煮込んで提供される科學麵は、滷味やお鍋の定番具材としても欠かせない存在なんです。
さて、年々多くのインスタント麺の新商品が発売される台湾でも、特におすすめしたいのが台湾グルメを代表する牛肉麺のカップ麺! 最近は台湾を訪れる外国人たちからも人気を集めています。台湾で有名な統一企業が30年にわたって販売している「滿漢大餐(マンハンダーツァン/mǎn hàn dà cān)」シリーズは、特に台湾人の中でも大人気です。
このシリーズの特徴は、お肉を煮込んだレトルトパウチが別で付いていること!
手軽なインスタント麺なのに、本格的な角煮などの具材が楽しめちゃうなんて贅沢〜♡
滿漢大餐の牛肉麺は、台湾といえば! の紅燒スープが味わえる「珍味牛肉麵(Beef Flavor Instant Noodles)」、豆板醤とあえたネギたっぷりの「蔥燒牛肉麵(Chilli Beef Flavor Instant Noodles)」、そして辛いもの好きにはたまらないスパイシーな「麻辣鍋牛肉麵(Super Hot Pot Beef Flavor Instant Noodles)」の3種類。
また、豚肉バージョンの「蔥燒豬肉麵(Chilli Pork Flavor Instant Noodles)」もあります。台湾では慣習の関係で牛肉を食べない人も一定数いるため、誰でもこの美味しさを楽しめるように配慮されているんですね。
台北在住の私が、4種類全てを実食してみました〜!
まずは作り方についてご紹介。容器側面に作り方の説明がありますが、中国語表記のみなので、ぜひ下記を参照してくださいね。どのフレーバーでも作り方は同じです。
フタを開けると、麺、お肉が入ったレトルトパウチ(料理包)、調味油(調味油包)、粉末調味料(調味粉包)が入っています。
麺以外のものをカップから取り出して、まずは調味油と粉末調味料を入れます。袋に「依個人口味 請酌量添加(加える量はお好みでどうぞ)」と記載されているように、好みにあわせて量は調整してくださいね。
次に熱々のお湯をカップ内側の線の高さまで注いだら、フタをして、レトルトパウチをカップの上に載せて具材を温めます。
待つことたったの3分。しっかり温まったレトルトパウチの中身を入れたら完成です! (コンビニでも買える冷蔵の煮玉子など、好みの具材を添えてもOK! 台湾のビールもお忘れなく♡)
ここからはそれぞれのフレーバーごとに食レポ。まずは台湾牛肉麵といえば定番の紅焼スープを使った「珍味牛肉麵(Beef Flavor Instant Noodles)」。
スープは醤油ベースで、香辛料をふんだんに使って煮込まれた濃い味付けになっています。ピリ辛ながらもうまみが凝縮されたスープは、まるで台湾のお店で実際に牛肉麺を食べているかのような美味しさ。麺は厚みのある平打ち麺で、スープによくからみます。量もたっぷりなので、一杯食べればお腹も心も満たされること間違いなし♡
お肉もしっかりとした塊が入っていて、ホロホロと崩れる柔らかい食感に「これがインスタントなの!?」と驚いてしまうレベルです!
続いては、「蔥燒牛肉麵(Chilli Beef Flavor Instant Noodles)」。
ネーミングのとおり、どっさりネギ入り。ネギの香ばしさが醤油ベースのスープに豆板醤などの辛味が加わって、絶妙な美味しさです! ネギやピリ辛味が好きならぜひこちらをチョイスしていただきたい! そしてやっぱりこのホロホロに煮込まれたお肉がおいしい〜♡
最後に、変わり種の「麻辣鍋牛肉麵(Super Hot Pot Beef Flavor Instant Noodles)」。
3分待って、恐る恐る(笑)レトルトパウチを開けてみると、なんと中身も真っ赤! スープだけではなくて、具材にもしっかりスパイスが効いています。さらに赤唐辛子も!
4種類の中では1番辛いですが、単に唐辛子の激辛というわけではなく、麻辣鍋のスパイシーな香りと旨味が凝縮されたスープで、やみつきになる美味しさ。麻辣鍋の最後に〆のラーメンを入れたときの感じがイメージには近いです。麻辣鍋には欠かせない具材である油條(揚げパン)も合いそう〜!
そして最後は、豚肉を使った「蔥燒豚肉麵(Chilli Pork Flavor Instant Noodles)」を。
こちらも、レトルトパウチの中には豚肉の角煮がごろごろ! スープは豚の旨味が凝縮された濃厚なピリ辛スープ。こちらも牛肉麵同様、辣豆瓣醬が使われているそうで、コクも感じられます。たっぷりのネギとの相性も抜群。麺もスープによく絡んで、豚肉もホロホロと柔らかく、牛肉麺に引けをとらないおいしさです。
どのフレーバーも日本にはない、台湾ならではの味付けでした。しかも、こんな豪華なインスタント麺が、なんと一つ約53元(180円程度)ほどというお手軽さ!
台湾旅行の際に、遠出していて晩ご飯の時間を逃してしまった… 小腹がすいたけど深夜で開いてるお店が見当たらない… なんてときの救世主。24時間営業のコンビニやスーパーでビールやトッピングと一緒に「滿漢大餐」シリーズを買ってホテルで食べるのは、台湾旅行の一日の締めくくりにもぴったり。
ほかにも、ローカルなエリアにある宿に泊まったときや、周辺にレストランが少ないといったシチュエーションでもオススメです。機会があれば是非台湾で試してみてくださいね♡
※ なお、日本への肉製品の持ち込みは禁止されています。必ず空港の検疫で申告が必要となるのでご注意ください。詳しく知りたい方は、個人の責任のもと、各機関にお問い合わせくださいね。
以上、いかがでしたか? 美味しいもので溢れている美食大国・台湾だからこそ、豊富な種類のインスタント麺も決して手を抜かない! ということが分かっていただけたはず。日本ではなかなか食べられない台湾の味に、ぜひ手軽にトライしてみてくださいね! 最後まで読んでいただきありがとうございました♡
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