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仕事を辞めずに台湾留学! 期間と費用は? 社会人のための台湾 ”ど短期” 留学のハウツーまとめ【準備編】

2018.11.19

台湾好きが講じて中国語を勉強しはじめた!という方も多いはず。そんな方にオススメの台湾「ど短期」留学の気になるアレコレをまとめました。最短1日からでも参加できる個人手配や、有名大学で学べるエージェント経由の特徴や申込み方法をご紹介します♡

こんにちは!ゲストキュレーターのtomoです。台湾が大好きなあまり、中国語を勉強しはじめた私。せっかく勉強するなら連休などを使って、台湾の観光を楽しみつつ現地の語学学校にも通ってみたい!という一心で、中国語初心者ながら台湾ど短期留学を何度か体験してきました。

留学というとちょっと身構えてしまいますが「ど短期」とご紹介しているとおり、実は今、最短1日などでも参加できるプランもあり、年々その選択肢は増えているんです。というわけで今回は、私自身が実際に体験した感想なども踏まえて、仕事を辞めずに参加できる台湾好きさんのための台湾 “ど短期” 留学のハウツーをご紹介します!

中国語初心者にも台湾での語学留学をおすすめしたい理由

社会人のための台湾短期留学

海外で語学を勉強するとなると「やっぱりまずは基礎ぐらい日本で勉強していった方が良いのでは!?」と心配になるもの。ですが、色々と不安になる前にまずは知っていただきたい!台湾での語学留学のおすすめポイントを3つご紹介します。

① 一般的な中国語の教科書では学べない、台湾人が話す「台湾華語」が学べる

台湾人が話す中国語(=台湾華語)は、中国大陸で話される北京語(普通語)が基本ですが、発音や単語の意味、声調などにおいて、中国大陸で話されている普通語と少し違う点があります。具体的には「捲舌」と呼ばれる巻舌をほとんどしないことや、簡体字ではなく「繁体字」と呼ばれる漢字を使うこと、さらに一部の単語の表現方法などにも違いが出てきます。

詳しく知りたい方はぜひこちらの記事も参考にしてみてくださいね♪

しかし、日本で学ぶ中国語といえば、中国大陸のテキストや教材を使うケースがほとんど!
そのため、日本で学んだ中国語が台湾人には微妙に通じなかったり、台湾の繁体字が読めなくて苦労した!なんてことが結構あるんです。

習得した中国語を今後どの地域で使うか?どんな目的で使うか?という点にもよりますが、台湾旅行や台湾人の友達とのコミュニケーションのために学びたい!というのであれば、台湾人の先生から、繁体字で「台湾華語」を学ぶ方が圧倒的にオススメです。

② 個人レッスンもあり!レベル別のクラスが選べる

語学学校で開講されているクラスは、マンツーマンの個人レッスンはもちろん、レベル別に分かれたグループレッスン(現地到着日に簡単なテストあり)があるので、全くの初心者がいきなり中級クラスに放り込まれる、といったことはないのでご安心を!

初心者クラスでは簡単な英語や中国語などを使いながら発音からしっかり教えてもらえます。クラスによっては日本以外の外国から来た学生もいるので、授業で日本語が出てくることはありませんが、先生は身振り手振り!一生懸命教えてくれるので意外と大丈夫。

韓国やインドネシア、アメリカにフランス…
様々な国の壁を超えて、皆で一つの言語を学ぶ面白さは現地の語学学校だからこそできる体験ですよ♪

③ 漢字は「繁体字」、発音記号は「ピンイン」で学べる

先ほどの「台湾華語」のポイントと重複しますが、台湾で使われている中国語の漢字は「繁体字」が使われます。これは日本で一般的に使われている漢字を簡略化せずに書いた字のこと。

例えば、日本語の「様」という字は、簡体字では「样」、繫体字では「樣」と書きます。また、簡体字の「业」という字は、繁体字では「業」と書きます。繁体字と聞くと「画数が多くて大変!」「難しそう!」と思われるかもしれませんが、日本で使われる一般的な漢字は繁体字に近いことが多いので、実は日本人にとっては繁体字の方が学びやすいんです。

そして発音記号について、台湾といえば「ボポモフォ」と呼ばれる独自の発音記号を使うのが通常ですが、実は外国人向けの中国語の授業ではいわゆるローマ字表記になる「ピンイン」が使われることがほとんどです。

先生や学校の教育方針によっては台湾独自の「ボポモフォ」をあえて使うクラスもありますが、一般的な中国語の教科書で使われているのは「ピンイン」。ゼロから「ボポモフォ」を学ぶ必要がないので、これまでに「ピンイン」を使って中国語を勉強したことがあるという人にとっても安心できるポイントです。

いざ留学!個人手配 or エージェント経由、どっちがオススメ?

台湾で語学留学となると、現地の大学や語学学校へ直接申込むものと、いわゆる “留学エージェント” と呼ばれる留学を斡旋してくれる企業を経由して申込む方法があります。滞在できる日数や目的などによってオススメポイントも変わりますが、まずはそれぞれの特徴をご紹介します。


○個人手配の場合

宿泊先や航空券の手配、語学学校とのやり取りなども自分で行います。たいていの学校は英語や簡単な日本語が通じるとはいえ、メールでのやり取りなど少しハードなことも。台湾リピーターさんや、宿泊先や航空券を自分で手配したい!という方などには個人手配がおすすめです。金額も最低限で抑えられます。


○エージェント経由の場合

旅行会社のパッケージツアーのような感覚で、語学学校のプログラム、航空券や宿泊先も決まっているものがほとんど。料金的には個人手配よりも高くなりますが、国内で行われている無料のカウンセリングなど、事前のサポート体制は心強いです。

またエージェント経由で申し込む一番大きなメリットは、国立台湾師範大学などの有名校の語学センターにど短期(5日など)でも申し込めること。個人手配では最低○週間から、と決まっているような大学も、エージェント経由だと特別なプログラムが組まれているため、短期から申し込めるプランがあるんです。

【個人手配の場合】学校&宿泊先選びのポイントと方法


◎学校選びのポイント

学校のアクセスの良さやプログラムの金額、個人レッスンorグループレッスンの有無などが選ぶ際のポイントになってきます。しっかり自分のペースで学びたい!という方であれば個人レッスンを行っている語学学校がオススメ。日本語が話せる先生だったりするとさらに質問もしやすくなったりします。

さらに細かいところですが、授業で使うテキストを基準に選ぶのもあり。
台湾大学や師範大学といった大学附属の語学センターでは基本的に英語対応のテキストになりますが、民間の語学学校は日本人の生徒のために、日本語対応のテキストを扱っているところもあります。自分にあった勉強の方法やスタイルを考えて選んでみると良いですよ♪

社会人のための台湾短期留学


◎宿泊先選びのポイント

どの学校でも朝早くからクラスが開講されているので、学校へのアクセスの良さがポイントになってきます。台湾でも朝の通勤ラッシュは多少あるので、毎日通うことを考えて宿泊先を探すのがオススメです(授業終わりに買い物や遊びに行くとしても、ホテルが近いとテキストなど一旦荷物を置いて行けたりするので◎)。

さらに欲を言えば… 宿泊者が自由に使える共用ラウンジなど、自習スペースとして使える環境が揃っているとなおよし!です。


◎語学学校の申込み方法
(※TLI中華語文研習所の場合)
個人手配の場合、基本的には直接メールをやり取りすることになります。ウェブサイトには簡単な情報しか載っていないことが多いので、まずはフォームやメールから、最低受講日数の決まりがあるかどうか、プログラムの詳細の料金などを問い合わせます。

私の場合はしれっと日本語で(初心者なのをいいことに…笑)問い合わせをしました。
問い合わせの返信で、プロフィールや希望のスケジュールなどを記入する書類が添付されてきたので、プリントアウトして記入して返信。

web上の申込みではないのがやや面倒でしたが、スケジュールの希望が合えばOKということで、すぐに支払い手続きに移ります。料金の支払いは、クレジットカード情報を紙に記入するというややアナログな方式…。これ、台湾ではよくあるパターンのようです。ドキュメントを送信する際はきちんと開封パスワードなど設定することをオススメします!

申込み期限は学校によってまちまちですが、TLIの場合は受講の2日前まで予約が可能!
「旅行のついでにお試しで1〜2レッスン受講しようかな?」なんて思いつきでも対応してもらえるので、こういう点はありがたいですよね♪

【エージェント経由の場合】学校&宿泊先選びのポイントと方法

エージェント経由の場合、プログラムの日程がすでに確定していることが多いので、まずはその日程が合うかで見ることが優先になってくると思います。例えば、私が利用した毎日エデュケーションでは、同じ大学附属の語学センターでも3つほどプログラムがありました。以下の点が選定する上でのポイントになります。

・開催日程
・金額
・オプションサービスの有無(延泊や個人レッスンの追加など)
・宿泊先(それぞれのプランで設定されているホテルを比較)
・クラス編成(語学センターの正規クラスに一時編入するプラン、もしくは毎日エデュケーションのプラン参加者のために開講されている特別クラスから選ぶことができました)

最終的に、週単位ではなく1日単位での延泊や個人レッスンの追加ができる台湾師範大學の語学センターに通うプログラムに参加を決めました。

個人的には民間の語学学校に通う以上に、台湾の現地の学生と同じキャンパスで毎日過ごすことがとても楽しく、語学を学ぶ以上の経験ができたのが満足ポイントでした♪

台北・師範大学のキャンパス

※現地での生活については、続編の【生活編】でもご紹介したいと思います


◎エージェント経由の手続き方法
(※毎日エデュケーションの場合)
エージェントによっては無料の個別カウンセリングなども対応してくれるので、時間に余裕があれば事前に訪問して色々と質問してみても良いかもしれません。遠方の場合は、もちろんメールでも質問に答えてくれます。

申込みは、毎日エデュケーションのウェブサイトからフォームに入力。プランによって申込締切日が設定されているので、注意が必要です(渡航日の約1ヶ月半前には申込みを締切ることも)。航空券を別で手配する場合は、先に航空券だけ押さえておきましょう!

その後、代金の請求書と詳細の入学申請書が送られてくるので、振込をして申請書をエージェントに送付という流れです。渡航前に参加者のための説明会もあるので安心です(同じプログラム参加者と事前に仲良くなることもできますよ)♪

旅行の延長でチャレンジ!ど短期語学留学♪

というわけで今回は、1週間以内のプチ台湾留学のハウツー【準備編】をご紹介しました。語学学校やプランによっては、旅行の直前にオプショナルツアー感覚で申し込めるものもあり、台湾の語学留学へのハードルもぐっと下がったのではないでしょうか?

”ど短期” とはいえ、現地で台湾人の先生から中国語を学べること、そして学んだ中国語を台湾の街でさっそく使って実践できることなど、日本で学ぶのとは全く違う体験ができるのが語学留学の魅力。

実際の留学中の様子も【生活編】にてご紹介しますので、続きもどうぞお楽しみに!

Howto Taiwan読者限定♡
国立台湾師範大学の授業を1日体験受講できるキャンペーン!

※本キャンペーンは2018年度のものです。年末年始の短期留学プログラムの募集は行っていますが、読者限定の体験受講やプレゼントのキャンペーンは終了していますのでご注意ください

今回の記事でご紹介した留学斡旋のエージェントである毎日エデュケーションさんでは、現在、年末年始(12/29~1/5)に開催される短期留学プログラムも参加者の募集をされています。航空券や宿泊先などもパッケージ化されているプランですが、年末年始は個人手配だとホテルなどもかなり高額になるので、なかなかお値打ち…!

またすでに2018年の年末に台湾旅行を計画されている皆さま向けに、耳寄り情報です♡
この度、Howto Taiwanとのコラボ企画として、読者の皆さま限定で 国立台湾師範大学の語学センターで行われる12/30(日)午前中の授業(50分×2コマ)に、特別料金(4,000円/人)で参加できる! というキャンペーンをご用意いただきました。先着5名様限定の特別企画となります!

社会人のための台湾短期留学


◎12月30日(日) 体験受講のスケジュール
9:00 集合、レベルチェックテスト
少人数中国語レッスン2コマ(50分×2授業)
場所:台湾師範大学国語教学中心
※集合時間・場所の詳細は学校と調整して改めてご案内します。

大学の語学センターでは通常このような体験受講の受け入れはしていないため、とても貴重なチャンスです♪
人数に限りがありますので、ご興味のある方はどうぞお早めに hello@howto-taiwan.com まで、お名前と参加人数、ご連絡先を明記の上でご連絡ください。

※本キャンペーンは2018年度のものです。年末年始の短期留学プログラムの募集は行っていますが、読者限定の体験受講やプレゼントのキャンペーンは終了していますのでご注意ください

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!皆さま、素敵な台湾学習ライフをお過ごしくださいね♡

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