2024.10.17
台湾で知らない人はいない!? 今年で結成24周年を迎えるロックバンド「滅火器 Fire EX.」にインタビューさせていただきました! メッセージ性あふれる歌詞と、聴く人々の心を掴む力強いサウンドが魅力の滅火器。彼らの基本情報や、日本とも関わりが深いこれまでの音楽活動もあわせてご紹介します♡
大家好〜! 皆さん、台湾音楽、聴いてますか?(聴いてますよね!!!)
これまでも「宇宙人」や「拍謝少年 Sorry Youth」「海豚刑警 イルカポリス」など、多くの台湾アーティストを特集してきた Howto Taiwanですが、ついに! あの伝説のロックバンドをご紹介するときがきました……!
長年にわたり台湾のパンクシーンを牽引してきた、高雄出身の4人組「滅火器 Fire EX.」です! 中国語読みは滅火器(miè huǒ qì/ミエフオチー)、英語名は「ファイヤーイーエックス」と読みます。
今年で結成24年目を迎える滅火器。
もはや台湾で知らない人はいない! といえるほど有名な大御所バンドに、今回、幸運にもインタビューをさせていただきましたので、熱量高めにお送りします。なぜ彼らが台湾や日本でこんなにも愛されているのか? ーー その理由が伝わる、基本情報やこれまでの活動もあわせてご覧ください!
2000年に結成された滅火器は、ボーカル/ギターの楊大正(Sam)、ギター/ボーカルの鄭宇辰(ORio)、ベース/ボーカルの陳敬元(JC)、そしてドラムスの柯光(KG)の4人組。
※もともとドラムスは吳迪(Ti Wu)が担当していたが、2019年に引退し、柯光(KG)が加入
日本の「Hi-Standard」や「HUSKING BEE」などのパンクミュージックから大きな影響を受けた彼らは、中国語ではなく “台湾語” の歌詞による、メッセージ性あふれる楽曲を次々とリリース。台湾人であることのアイデンティティや誇りを強く打ち出した歌詞と、力強いサウンドで、台湾の若者たちの心を掴んできました。
もともとは高校の同級生同士で結成されたバンドでしたが、そんな滅火器をスターダムに押し上げたのが、2014年に発生した太陽花學運(ひまわり学生運動)でした。
当時、学生たちからの依頼で製作された『島嶼天光 この島の夜明け』は、台湾を想う曲として瞬く間にアンセムソングとなり、2015年の「金曲獎」で最優秀歌曲賞を受賞。インディーズのパンクバンドとしては異例の快挙で、音楽業界を驚かせたのでした。
その後も数々のヒット曲を生み出し、2017年からは音楽フェス「FireBall Fest. 火球祭」を企画・主催。楽天桃園野球場という大きな会場を多くの音楽ファンで埋め尽くし、業界全体を盛り上げるための活動にも尽力しています。第4回目の開催は2024年11月30日〜12月1日に予定されています!(チケットも販売中 https://www.fireballfest.com/ )
ちなみにボーカルのSamはドラマや映画などにも出演し、俳優としても活躍中。 2024年に日本で公開された台湾映画『流麻溝十五号(原題:流麻溝十五號)』にも出演していました。
そんな滅火器は、日本との親交の深さでも知られています。
2016年には、東日本大震災から五年目の節目ということで『繼續向前行 Keep On Going』のミュージックビデオを岩手県宮古市・浄土ヶ浜にて撮影。「どんなに辛いことがあろうとも、前を向いて歩き続ける」というストレートで前向きなメッセージを、東北の美しい景色とともに届け、日本と台湾の人々に勇気を与えました。
ミュージックビデオを通して見えてくる、現地の人たちとの関わりは、見ているだけでジーンときます……。涙
そう! 台湾語の歌詞がわからなくても、なぜか胸に響くものがあり、ぐっとくる。それが彼らの曲が持つパワーなのです。
それから5年後の2021年(東日本大震災発生から十年目)に日本語の歌詞を織り交ぜた『希望の明日』を発表。ミュージックビデオには、彼らがこれまでに交流してきた日本の人たちが登場しました。
”友よ、元気ですか” と歌うこの曲は、台日友好を象徴する曲としても一躍話題となりました。
もともと日本のパンクバンドから強い影響を受けてきた滅火器は、日本のアーティストとの親交が深いことでも有名。細美武士率いる「MONOEYES」をはじめ、「10-FEET」「locofrank」などと日台で共演。2012年、2016年にはサマソニ出演も果たしています。
また2016年に発表された日本デビューアルバム『REBORN』では、日本盤のボーナストラックとして『残像モーション』を収録。この楽曲は「HUSKING BEE」の磯部正文氏が作詞を手掛け、一緒にパフォーマンスしたことでも知られています。
さらに2024年9月には「新代田FEVER」にてライブを開催。親交が深い多くのバンド仲間も会場に駆けつけるなど、日本や台湾のファンを目の前に、大きな盛り上がりを見せました。
(Photo:Kanade Nishikata)
今年11/30〜12/1 に彼らが主催する音楽フェス「FireBall Fest. 2024」には、日本から「MAN WITH A MISSION」や「ELLEGARDEN」、「東京スカパラダイスオーケストラ」の出演も発表しています。こういった活動を通して日本のバンドとの親交を深め、音楽を通じて繋がる友情を築いているんですね。
日台の音楽交流の先駆者といっても、言い過ぎではないかも……!?
さて、すっかり前段が長くなってしまいましたが、ここからは彼らの単独インタビューをお届けします!
台湾語の楽曲へのこだわりや、初めて聴く人にぜひ聴いてもらいたい曲、日本での過ごし方や、出身地である高雄のおすすめスポット情報まで。たくさんの質問に答えてもらいましたよ〜!
左から、ドラムスの柯光(KG)、ギターの鄭宇辰(ORio)、ボーカルの楊大正(Sam)、ベースの陳敬元(JC)
「新代田FEVER」での夜のステージに向けて、リハを終えたばかりの4人。リラックスした姿で登場してくれました!
ー 今日は宜しくお願いします! まず滅火器といえば、なんといっても “台湾語” の楽曲ですよね。台湾語で歌うことへのこだわりについて教えてください。
(Sam)僕自身、台湾語ってすごく美しい言語だと思うんだ。その美しい言葉をみんなに知ってもらいたかった、っていう想いが強かった。そうやって台湾語の曲を書いているとだんだん慣れてきて、今はもう台湾語で歌うのが当たり前という感じにはなっているね。
最近は日本語の曲もリリースしているけれど、例えば『残像モーション』では HUSKING BEE の磯部さんが僕らの曲を聴いて、歌詞を創作してくれたり。あとは僕らの台湾語の歌詞を翻訳して、そこから作詞してもらったりすることもあるよ。
ー ありがとうございます。皆さんのパフォーマンスを見ていると、やっぱりリーダーであるSamさんの力強いボーカルが印象的ですが、実際のSamさんってどんな方ですか? 他の皆さんから見た印象があれば教えてほしいです。
(Sam)え〜 ハズカシイな〜〜〜(笑)(※日本語で)
(KG)そうだなあ。僕から見ると ”すごく深く考える人” という感じ。これから起きることや色々な選択肢を踏まえて、どの方法が自分たちにとって一番ベストか? を何度も考える人だよね。
(ORio)僕が思うに、Samは時々シンプルなことでも複雑にすることもあるよね。考えすぎな人、とも言えるかも(笑)。具体的なエピソードを挙げるのは難しいけれど、毎日の仕事の中で、日常的にそういうことが起こるんだよね。
(JC)一言でいうと “極端” な人かな。自分にも厳しいし、すべてを完璧にしたいという気持ちが強いよね。高校時代から一緒にいるからもう慣れたけど(笑)。
ー Samさんのこだわりや想いの強さは、皆さんのパフォーマンスにも反映されているように思います!
ちなみに、Howto Taiwan読者の中には、まだ滅火器の歌を聴いたことがないという方もいると思うんですが、もし初めて皆さんの曲を聴くとしたら、どの一曲をおすすめしたいですか?
(JC)一曲か〜。一曲は少なすぎるね(笑)。だけどもし選ぶとしたら、やっぱり最新のアルバム『家和萬事興』の収録曲を聴いてもらいたいかな。今の自分たちを一番表現できていると思うから。曲の中にある物語、考え方、どれも今のバンドの状態に近いから。
(ORio)僕がおすすめしたいのは『一百夜 Hundred Nights』だね。
理由はこの曲の歌詞もサウンドもどっちもすごくカッコいいと思うから! メロディラインも聴きやすいし、普段あまりロックを聴かない人や、初めて僕らの曲を聴く人におすすめできるよ。
(KG)もしロックが好きなら『新歌六號 My Favorite Guitar』、もしゆったり系の曲が好きなら『十二月的妳 A One and A Two』をおすすめしたいかな。
ー ありがとうございます! どれも名曲ですね。
日本での活動も非常に多いですが、どういったステージでパフォーマンスをすることが多いのでしょうか?
(Sam)友人のバンドのツアーに参加したりすることが多いかな。例えばこれまで日本のバンド「TOTALFAT」や「HUSKING BEE」のツアーで一緒に回ったり、「MONOEYES」のツアーに参加したり。それから音楽フェスも多くて、「FUJIROCK」や「京都大作戦」、「騎馬武者ロックフェス 」…… 他にもたくさん出演したね。
(ORio)僕らは日本の友人たちが大好きだから、彼らと一緒に出演できる機会があれば、できるだけ来日するようにしているよ。
(Sam)コロナ後の2023年に「下北沢SHELTER」で初めてワンマンライブをしたのもすごく良かった。これからは毎年こうやって日本へ来て、ライブができたらいいなと思ってるよ。僕らが日本で音楽活動をするようになってから12年が経って、ライブを楽しみにしてくれる日本の友人たちも増えたから、僕らの曲を目の前で、リアルに聴いてもらうことは、すごく大事なことだと思ってるんだ。
ー 日本で聴ける機会が増えるのはとっても嬉しいなあと思います…! 日本のアーティストとのコラボはどんなふうに実現しているのでしょうか? 滅火器の皆さんからお誘いしたりすることも多いんですか?
(Sam)友人としての関係があることが前提かな。ライブやフェスを通して知り合って、仲良くなったときに「いつか一緒に曲を書きたいね」とか「同じステージに出てみたいよね」みたいな話が出てきて、それで時間が経ってコラボが決定して、ということが多い。
(ORio)そうそう。彼らが台湾にやってきて、僕たちのフェスに参加してくれることもあるしね。
ー ちなみに、いつか共演してみたい! と思う日本のアーティストはいますか?
(Sam)難しいけど、どれも縁に任せたいかな〜。やっぱり知り合って友人になって、自然とそういう話が出てくることが多かったからね。ご縁があるなら、誰とでも喜んで! という感じ(笑)。
(KG)JCはずっと東京スカパラダイスオーケストラと共演したいって話してるよね(笑)。
(JC)そうそう、彼らは本当にかっこよくて。これからチャンスがあることを願うよ!
※このインタビューの少しあとに、2024年の「Fire ball.」のゲストバンドに東京スカパラダイスオーケストラが出演予定だということが発表されていました! 恭喜!
ー さて、これまで日本各地を訪れている滅火器の皆さんですが、特に印象に残っている場所やエピソードはありますか?
(Sam)やっぱり東北だね。2016年に発表した『繼續向前行 Keep On Going』のテーマは日本だったし、復興応援ソングとして岩手県でミュージックビデオも撮影させてもらったんだ。撮影の最中に、大きな被害があった場所を実際にこの目で見て、そしてそこで一生懸命、復興に向けて頑張っている人たちを見た。すごく感動したし、力をもらったよ。
(ORio)あの体験は、すごく心に残ってるよね。
(Sam)だから東北を訪れるときはいつも「ありがとう」という感謝の気持ちで。現地で出会った人たちとの交流は今も続いているし、東北はこれからも何度も訪れたいな。
ー 岩手県の現地の人たちの間でも、滅火器はすごく有名ですよね!
いよいよ来年には結成から25周年を迎えますが、なにか予定していることはありますか?
(Sam)まず2024年11月19日には、大阪難波の「Namba Culture Terminal」で、The BONEZとの対バンライブを予定しているよ。まだ詳細は決定していないけど、25周年記念ツアーもやる予定だから、おそらく来年も日本に来ると思う。楽しみにしていてください!
ー 今後の日本での活動も楽しみです!
最後に、台湾の南部・高雄出身の皆さんに「高雄のおすすめスポット」を聞きたいです。Howto Taiwanの読者におすすめしたい場所はありますか?
(KG)一番好きなのは、高雄のベイエリア「鹽埕區」かな。2021年には高雄流行音楽中心(高雄ポップミュージックセンター)もオープンして、盛り上がってるよ。あのあたりは美味しいものが沢山あるから、散策しても楽しい!
(JC)あとは「旗津」かな。鹽埕區からフェリーに乗って行くんだけど、細長い半島で、高雄のオキナワって感じだね(笑)。
(ORio)あとは「蓮池潭」とか? だけど台湾好きな読者の皆さんなら行ったことあるかな。
ー 皆さんが遊びに行くとしたら、どこに行くんでしょうか?
(ORio)僕らが一番遊びに来てるのは、日本だけど……!(笑)
(Sam)僕は子供が二人いるから、家族で旗津に行って、自転車に乗ったりすることもあるよ。あとは「寿山動物園」とか。すごく広いし、海の景色も眺められるからおすすめ。
(JC)あとは「澄清湖」もおすすめだよ。高雄で一番大きな湖だけど、景色がすごく綺麗で、敷地内に「澄清湖海洋奇珍園」っていう水族館もあるんだよ。
(ORio)昔は馬もいたよね! 多分もういなくなっちゃったけど…(笑)。
※水族館が今やってるかどうか、現在も馬がいるかどうか、の議論で盛り上がる皆さん(笑)
ー ちなみに… 高雄でおすすめの朝ご飯屋さんはありますか?
(JC)朝ごはんを食べることは少ないな〜(笑)
(Sam)僕は子どもたちを学校に送り出さないといけないから、家で作ることのほうが多いよ。
(ORio)昔はよく「美迪亞」に行ってたね! 普通の朝ご飯もあるけど、地元の人たちがみんな頼んでるのは鍋焼麺! エビが載ってて美味しいんだよね〜。
(一同)あ〜〜! あそこは美味しい!!!
(KG)あとは信義国小駅からすぐの場所にある「錦田肉燥飯」。この店も絶対ハズさないよ。
ー おお!「錦田肉燥飯」大好きです! Howto Taiwanで過去に紹介したことも……。
(JC)あとは「六姐傳統飯糰特製蛋餅專賣店」の台湾式おにぎりは絶対食べてほしい! 高雄出身の有名なバドミントン選手の戴資穎もおすすめしてたよ!(笑)行列ができる人気店だけど、売り切れたら閉まっちゃうから早めに行くのがおすすめ。
ー わ〜! 絶対行きます! 逆に、ナイトスポットでおすすめはありますか?
(Sam)もしBarに行くなら「BAR GAZ」をおすすめするよ。一見すると電話ボックスなんだけど、その奥に秘密の扉があってバーに繋がっているんだよね。すごくクールな店だよ。
(ORio)あとは「百樂門酒館 (Paramount Bar)」もすごくおすすめだよ。ここは一階がバーで、二階がライブスペースになっているんだよね。
ー お休みのときに、皆さんでお出かけすることもあるんですか?
(ORio)行かないね!!!(即答)
(Sam)僕らは仕事でずっと一緒にいるから。休みのときぐらいは家に帰って、家族や違う人と過ごしたいかな(笑)。
ー たしかにそうですね(笑)。日本でのライブがあるときは、みんなで現地で遊んだりするんですか?
(JC)そうだね! ライブのときは、現地の友人や台湾の友人も一緒にね。
(Sam)まいにち、イザカヤ、イザカヤ、イザカヤ、イザカヤ…… ノミカイ、ノミカイ、ノミカイ……(笑)(※日本語で)
ー 日本で一番好きな料理ってなんですか?
(ORio)ウニ!
(KG)僕はラーメンだね!
(JC)ラーメン大好き。なんといっても「阿夫利(AFURI)」。阿夫利がやっている新しい店「辛紅( KARA KURENAI)」も大好き。
ー えー 全然知らない! さすが詳しいですね!
(JC)日本のラーメンは毎日でも食べたいし、多分日本に来たときは必ず食べてるよ(笑)。
(Sam)僕の場合は、みんなで食べるものにはすごくこだわるタイプなんだけど、一人のときはいつも「松屋」に行くかな(笑)。実は、僕にとってはすごく思い出深い味で、若い頃に日本旅行に来たときは、あまりお金がなかったからいつも松屋に行ってたんだ。安くて美味しいから! だから今も「松屋」の牛丼を食べると、あの頃の気持ちを思い出すんだよね(笑)。
ー 懐かしい、思い出の味なんですね。音楽のお話から、美味しいグルメの話まで。幅広くお話を聞かせいただきありがとうございました! 感謝(がむしゃー)!
最後に一緒に記念撮影!
ライブ前の貴重な時間にも関わらず、とってもフレンドリーに、そしてたっぷり時間を使ってインタビューに応じてくれた滅火器の皆さん。メンバー同士でお喋りが楽しく盛り上がるシーンもたくさんあり、皆さんの仲の良さや素敵なお人柄が垣間見えました。
もちろんこのあとのライブパフォーマンスも、相変わらずの熱量と心をつかむヒット曲の嵐で、会場に押しかけた観客を圧倒していました……! 本当にかっこよすぎる〜!
日本での活動も非常に多いので、11月の大阪での対バンライブや、台湾での音楽フェス「FireBall Fest. 火球祭」も含めて活動をチェックしてみてくださいね! Howto Taiwanでもこれから熱烈に推していきます!!!
滅火器 Fire EX. オフィシャルウェブサイト(中国語) https://www.fireex.com.tw/20th/
滅火器 Fire EX. 日本公式Xアカウント https://x.com/fireexjapan
滅火器 Fire EX. YouTubeチャンネル https://www.youtube.com/@FireEX.
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