2017.3.10
台南の観光地から徒歩圏内の場所に佇む、ひときわオシャレなカフェ。
こちらに併設されているのが、民家をリノベーションした民宿「Café IsShoNi 一緒二咖啡民居」です。
宿泊者には、手作りの朝食やアフタヌーンティーが振る舞われるこちらのカフェは、シンプルながらアンティークな雰囲気がとても素敵。有名な観光スポットへも歩いてアクセスできる便利さも兼ね備えたこの民宿で、美味しい珈琲を楽しんでみませんか?
ローカルな雰囲気が魅力の台南の街。名物の牛肉湯(牛肉スープ)などの名店が立ち並ぶ、古い町並みの一角にあるのが、こちらの「Café IsShoNi 一緒二咖啡民居」です。
緑が沢山散りばめられた建物のおかげで、気温の高い台南の街でも少しだけ涼しく感じます。
1階部分は普通のカフェとしてオープンしているため、地元の台南の人たちにとっても憩いの場になっているようでした。
民家をリノベーションしてオープンしたこちらの建物のドアには可愛らしいイラストが描かれ、民宿らしい温かな雰囲気が伝わってきます。
こちらはドアを入ってすぐのカフェ。
共用スペースのようにもなっているので、こちらでチェックインなども行います。
ボサノバが流れる店内は、外の暑さを忘れるほどにひんやりと涼しく、気持ちの良い空間でした。インテリアや壁に貼られたアイテムの一つ一つに、オーナーのこだわりを感じます。
台湾は南へ行くほどに人情も濃くなると言われますが、その言葉どおり、民宿で働くスタッフたちもとっても温かく、台南のどこへ遊びに行く予定?と色々聞いてくれたり、外出して戻るたびに「你回來了!(おかえり〜!)」と明るく声を掛けてくれました。
オーナーが日本好きだからという理由で付けられた「一緒二」という名前のおかげで、ちらほら日本人のお客さんも訪れるそうです。
今回私が泊まったのは、「慢活房B」というタイプのダブルルーム。
日当たりの良いこちらのお部屋は、ふわふわのダブルベッドが一台置かれたシンプルな部屋ながら、レンガ貼りの壁など、各所に温かな雰囲気が感じられる空間でした。
お部屋には手作りのウェルカムカードが置かれていました。
私が日本人だと気付いて、日本語で用意してくれてたみたいです。季節にあわせた色合いにデザインされたオリジナルのカード。こういうの、温かくて嬉しいですよね。
私が訪れたのは9月・中秋の名月シーズンだったので、お部屋には月餅という季節のお菓子も用意されていましたよ。
気になる水回りですが、アンティークながら清潔感を感じる造りで快適でした。
トイレ・シャワールームなどはガラス窓で仕切られているタイプです。タオルやシャンプーなどのアメニティは用意されていましたが、環境保護のため、使い捨て歯ブラシ・歯磨き粉のセットはありません。自分で持って行くようにしましょう。
トイレには雑誌も置いてあったり、お部屋のどこにいてもゆっくり過ごせそうです。
その他、お部屋にはミネラルウォーターは服を掛けられるハンガーなども用意されていました。
こちらの民宿の名物の一つは、やっぱり美味しい朝ごはん。
宿泊客は、朝ごはんまたはアフタヌーンティーのどちらかを選べるシステムです。
朝ごはんの場合は、1階のカフェで好きなメニューを選んで用意してもらいます。
朝ごはんのスタートは9時。他の民宿に比べると少し遅めかもしれませんが、「ゆっくり休んで眠ってね」というオーナーさんのメッセージなのかも。
イタリアンオムレツやキッシュなどから自由に選べる朝食は、食前に手作りの苺ミルクがついていたり、こちらもこだわりたっぷり!私はキッシュのセットを選びました。地元で採れた野菜などをたっぷり使ったサラダは、食べきれないほど!もちろん食後の珈琲などもついています。
お味もとっても美味しくて、大満足!わざわざこの朝食を楽しみに来るお客さんが沢山いました。
ちなみに今回私は2泊したのですが、2日目はアフタヌーンティーセットを選びました。とはいえ、通常であればこんなボリューム満点な手作りワッフルと紅茶のセットが楽しめるみたいですが…
美食の街・台南でたっぷりグルメを堪能していたので、その代わりに…とお願いして、芒果冰沙に替えてもらいました。その場で手作りしてくれるマンゴーフローズンは、上にマンゴーアイスクリームまで載ってます。味も濃厚で美味しい〜!
こちらの民宿を営むのは、小高とSandy。
民宿の名前につけられた「一緒に」という言葉どおり、とても仲の良い笑顔の素敵なカップルです。
それぞれ別の旅行で海外へ行ったときに、たまたま出会ったという二人その場で意気投合し、帰国後、かねてより民宿をオープンさせることを夢見ていたSandyが「民宿を一緒にやらない?」と小高に提案したことから、「Café IsShoNi 一緒二咖啡民居」の構想が始まったのだそう。
理想の民宿を思い描くうちに愛が芽生えた二人。
台南であちこち場所を探すうちに今の物件に出会ったそうですが、最初は家主も家を貸す予定はまったくなかったとのこと。しかし夢のような構想をまとめ、リノベーションを提案したSandyの熱意に、首を縦に振らざるをえなかったといいます。こうして古く小さな民家が、緑溢れる真っ白な建物として生まれ変わりました。
この民宿に感じる温かさは、二人の愛があってこそのもの。
Sandyの手作りのワッフルと苺ジャムのように甘い生活が、ここにはあります。
新幹線の台南駅からアクセスする場合は、タクシーで30分ほど。
台湾鉄道の台南駅からアクセスする場合は、99番のバスで「官亭」駅まで行くと、そこから徒歩一分ほどで到着です。
台南の人気観光地でもある神農街や孔子廟までも歩いてアクセスできる、贅沢な立地です。また自転車も貸してくれるので、少し離れた場所でも自転車で散策できますよ。
部屋は5タイプ、全部で5部屋です。一棟をまるまる貸切にできるプランもあります。
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A●樂活房 雙人房(2人部屋・2階L型)
朝ごはんorアフタヌーンティー付き/ダブルベッド一台/椅子付きのバルコニー/浴槽
B●舒活房A 雙人房(2人部屋・2階M型)
朝ごはんorアフタヌーンティー付き/ダブルベッド一台/椅子付きのバルコニー/アンティークなソファ/デスク
C●舒活房B 雙人房(2人部屋・2階M型)
朝ごはんorアフタヌーンティー付き/シングルベッド二台/椅子付きのバルコニー/NTD800元で一人追加可
D●慢活房A 雙人房(2人部屋・1階S型)
朝ごはんorアフタヌーンティー付き/ダブルベッド一台/一人用ソファ
E●慢活房B 雙人房(2人部屋・1階S型)
朝ごはんorアフタヌーンティー付き/ダブルベッド一台/一人用ソファ
F●一緒二咖啡民居 包棟(一棟借り・貸切・10人まで宿泊可)
朝ごはんorアフタヌーンティー付き/1階&2階の貸切/ダブルルーム5部屋/共用スペース利用可
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