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LCC利用者必見!“便利箱”を使って台湾の郵便局から日本へ小包を送ってみよう

2016.9.30

台湾でついつい沢山買い物しちゃった!遠方の友達に直接パイナップルケーキを送りたい!でも、箱もないし、そもそも台湾からどうやって小包を送ったらいいの?そんなときにきっとお役に立つ情報を今回はご紹介しちゃいます。さぁ一緒に「台湾郵局」へGO!

こんにちは!キュレーターのれいちぇるです。
みなさん、台湾の郵便局といえば、まず思い浮かぶのは、あのお馴染みの緑×赤ポストですよね!緑は国内便用、赤は国際便用となっています。

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大小さまざま。台湾の街を歩いていて、ふと可愛いこの子たちに出会ったときは、思わずきゅーんとしちゃいますよね!台湾ツウならこの愛しい姿を撮らずにはいられないはず!最近では、2015年8月の台風13号で曲がってしまった「微笑萌郵筒 (通称、歪腰郵筒とも)」が話題ですね。

おっと、ついポストへ話が飛んじゃいました。さて今回は、台湾の郵便局から日本へ小包を送る方法をご紹介します。最近はLCCなども多く飛んでいるので利用者も多いかと思いますが、唯一のネックは荷物の重量オーバー… お土産を買いすぎてしまった帰りに困った!なんて経験、きっとありますよね。
今回ご紹介する、台湾の郵便局から日本へ小包を送る方法は、重量オーバーで支払いコストよりも安い上に、とっても簡単なので、中国語ができない方でも大丈夫ですよ!

箱代はなんと無料!全国どこでも一律料金で荷物が送れる「便利箱」

これこれ!この緑の鳩の箱を見たことありますか?この箱は中国語では「便利箱」と呼ばれていて、とっても便利なサービスなんです♪

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この「便利箱」を使えば、台湾国内であれば、この箱の値段で全国どこでも荷物が送れちゃいます(20kgまで)。国際便であれば、郵送代金から箱代を引いてくれるんです♪
つまり、タダで箱が使えちゃうってことですよ!台湾郵局、なんて太っ腹!!

各箱の値段はつぎの表を参考にしてくださいね。

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では、この便利箱を使って、日本へ荷物を送ってみましょう。
今回、私は実家へ五月天のCD(最新アルバム、オススメです!!笑)とパイナップルケーキを送りたくて、この箱を利用してみました。

LCC利用者必見!“便利箱”を使って台湾の郵便局から日本へ小包を送ってみよう 台湾の郵便局(郵局:yóujú)は、この緑の看板が目印です。

まずは、窓口で便利箱を買いましょう!

窓口は、日本の郵便局と同じく「郵務業務(郵便業務のこと)」と「儲匯業務(銀行関連業務のこと)」に分かれています。郵便局の入り口付近で、まず番号札をとります。緑の方の札をとってね。

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この支局では、郵便業務の窓口の右上に番号が表示されています。番号が呼ばれたら、窓口へGO(この支局では、写真真ん中が郵便業務の窓口、右側奥が銀行業務の窓口になっています)!

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窓口で自分の欲しい箱の番号を伝えましょう。中国語では、
「我要一個○號的便利箱。」(○番の箱を一つ下さい。)又はもう少し丁寧に「請給我一個○號的便利箱。」(○番の箱を一つお願いします。)
と言えばOKです!

この中国語長いよ~という方は、もっと簡単に、郵便局に展示されている箱を指さしながら、「我要那個。BOX○。謝謝!(あれ下さい。)」と言っても通じますよ。

お店での中国語会話のコツは、言葉の初めには「不好意思」(すみません。)、最後には「謝謝!」(ありがとう。)をつけること!
これをつけることで、相手に丁寧な態度を示すことができます。お店で注文するときや何かを尋ねるとき、私はどうも緊張してしまって、よくぶっきらぼうな中国語になってしまうんですよね(反省)… なので、せめてこの2言を使って失礼にならないようにしよう!という作戦です(笑)。台湾人も皆これをよく使いますよ。

私は今回はBOX5を購入。CD3枚とパイナップルケーキ10個が余裕で入りました。

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ちなみに、台湾の郵便局にも、自由に使えるテープや秤など揃ってるので心配無用ですよ。ただし、このテープを使うときには刃の部分に注意して使ってくださいね!(ちょっとテープが切れにくいのです。私はこれで2回ほど手を怪我しちゃいました~痛いよ~!)

準備ができたら、伝票とインボイスを準備!日本への郵送方法は3つ

さて!荷物が準備できたら、次に伝票とインボイスを準備します。これは日本の郵便局で海外宛に荷物を送る場合とほぼ同じですが、一応説明しますね。(以下はあくまでも私の個人的なやり方なので、ご参考まで。)

日本への郵送方法としては、早く着く順に①EMS、②航空便、③船便があります
通常、EMSなら3日前後で、航空便なら7日前後で日本へ着きます。

私はいつもEMSにするか、航空便にするか、値段を聞いてから決めています。
先ほどと同じように窓口へ並び、パッケージングした箱を持っていって、値段を聞きます。

窓口で箱を差し出して、

「不好意思,請幫我寄到日本。謝謝。(すみません、日本までお願いします。)」

と言います。
そうすると、局員さんは大抵「你要快遞(=EMS)嗎? 還是一般航空?」(速達にしますか?それとも一般の航空便?)(※局員さんにより個人差があります。)と聞いてくるので、

「請問用EMS的話多少錢?」(EMSだといくらですか?)
「請問用一般航空的話多少錢?」(一般の航空便だといくらですか?)

とそれぞれ値段を聞きましょう。
値段を聞きどちらにするか決めたら、伝票とインボイスを渡してくれるので、それぞれ必要事項を記入しましょう。(※初めからどの郵送方法を使うか決めている方は、窓口の前に伝票が置いてあるので、それを取って記入してね)

今回私の場合、EMSと航空便の郵送代金の差が100元以下だったので、早く着くEMSを利用することにしました。

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EMSラベルとインボイスの記入項目は日本のものとほぼ同じです。
内容物(Contents)の欄を、日本語で書くか中国語で書くか悩みますが、英語で書いておけば間違いないですよ。

一般の航空便または船便を利用する場合の伝票はこちらになります。

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伝票・インボイスが書けたら、全て持って窓口へGO!

局員さんが記入漏れがないかチェックしてくれて、郵送代金を支払います。このときに、初めに支払った箱代が引かれるはずです♪ 最後に郵送控えを受け取ったら、完了です!おつかれさまでした!

今回ご紹介した“便利箱”、強度もあって、大きさも色々選べるので、台湾在住者である私もこのサービスとても重宝してるんです!また、今まで何度も台湾の郵便サービスを利用してきましたが、一度も紛失等なく、いつも予定通りに日本まで届けてくれます♪謝謝郵局~!

意外とカンタンでしょ? みなさんも是非この便利箱サービスを使って、日本へ小包を送ってみてくださいね~♪

参考情報:台湾の郵便局の営業時間は?

各支局によって異なりますが、多くは月曜日~金曜日8:30~17:30/18:00です。
台北駅近くの「北門支局」は大きめの支局なので、月曜日~金曜日8:30~21:00まで開いており、土曜日も8:30~16:30まで開いています!夜遅くや土曜日に利用されたい方は北門支局に行くのがいいですね。

LCC利用者必見!“便利箱”を使って台湾の郵便局から日本へ小包を送ってみよう

台湾の郵便局の各支局はこちらで検索
http://www.post.gov.tw/post/internet/Q_localpost/index.jsp?ID=12010101

土曜日も営業している支局はこちらで検索
http://www.post.gov.tw/post/internet/Q_localpost/index.jsp?ID=12012404

今回紹介した便利箱サービスについてはこちら
http://www.post.gov.tw/post/internet/box/index_2_2.jsp?id=3

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