2017.3.12
台湾旅行で欠かすことのできない「Wi-Fi」!事前に予約して空港でピックアップしたり、SIMカードを契約したりと色々な方法がありますが、今回は「事前予約なしのWiFiルーターを台湾現地で契約する場合」の方法をまとめました。事前予約を忘れた!という時は是非チェックしてみてくださいね♪
こんにちは!編集長の小伶(しゃおりん)です。海外旅行で欠かせないものといえば、Wifi!これ無しでは一人旅なんて考えられない! そんな私としたことが.. 出発直前にバタバタしすぎて、いつも使っているWiFiのレンタルを予約し忘れるという失態をしてしまいました..
ネット上で紹介されている、台湾の空港でWifiルーターをピックアップできるサービスは、利用開始日の2日前までには予約必須のところがほとんど。あと数時間で出発なのに、それは無理!日本の空港で当日契約するパターンもありますが、どうしても割高になってしまうし… と焦っていた私。ネットで調べてみても「wifiを現地で当日レンタル」の情報が見つからなかったので、事前予約なしで、当日・現地でレンタルする方法をまとめてみました。
当日レンタルの方法をご紹介する前に、そもそもいつもどうしているのか?をご紹介。日本の会社でも比較的安い会社やプランが増えていますが、ここ最近はずっと、お値段的にもかなり!お手頃で、必要最低限のサービスでピックアップもしやすい「 kkday 」で申し込むWi-Fiを使っています。
【台湾】ポケットWiFiレンタル!台北松山・桃園・高雄各空港にて受取り
通信スピード、バッテリーの持ち、受取/返却の簡単さなど、申し分ありません。
受取/返却も、桃園・松山・高雄空港と主要な空港どこでもでき、何より爆安!!
日本の会社で契約すると、保証パックやモバイルバッテリーなどがセットでついていて高かったり.. ということもあるのですが、kkdayで申し込めるWifiは必要最低限のサービスで、一日あたり297円(2017年11月現在) → 現在は、一日あたり600円程度まで値上がりしています(2019年6月)。台北受け取りであれば、一日あたり170円ほどのプランもあるので、台北に滞在予定の方はこちらをチェック!
「KKday」というのは、現地のオプショナルツアーを申し込める台湾発のWEBサービスなのですが、過去記事<台湾の新幹線は「外国人優待」があるって知ってた?>でも書いていたとおり、外国人だけが購入できる台湾新幹線の格安切符を販売していたりするので、最近は台湾旅行へ行くたびにお世話になっています。
一日あたり365円というのは、日本の会社と比較すると、半分ぐらいのお値段ではないでしょうか?
国内の空港での受取/返却はできないので、現地についてからピックアップなんて不安!という方にはオススメできませんが、最近では外国人の利用者も多いようで、スタッフの方も皆とても親切・丁寧!
受取場所の説明も、サイトにしっかり日本語で記載されているので、安心して申し込めます。kkdayで申し込む際は、wifiを利用する日数を「商品個数」として入力する必要があります。例えば3泊4日の旅だとしたら、「4個」購入。一日あたりの金額×必要な日数の合計額が請求金額となります(KKdayでの決済はPaypalかクレジットカードのみ)。
ちなみにこちらの写真は、松山空港での受取/返却カウンター(E番出口すぐ、宅配サービスのカウンターと同じ場所になっています)。
申し込みの際の名前を伝えて(もしくはKKdayのバウチャー/QRコードなどを見せて)、保証のためのクレジットカードを提示すれば、さくっと貸してくれますよ〜!
他にも事前に予約して、台湾現地で予約するタイプのWifiで有名なのは「iVideo」など。
こちらはコンビニからの返却ができるということで、日本人の利用者も増えているようです。料金体系は、基本料金+必要な日数分など、申し込みを行うサービスによってプランが違うこともあるので、しっかりチェックしてくださいね!
さて、そんなお得なオンラインでの事前予約ができるのも、残念ながら利用開始日の2日前まで。今回の私のように、「あと数時間後に出発!」というタイミングでは利用できません。
結局、事前予約などはしないままで、台湾・桃園空港に到着した私。
まだ人気のあまりない朝の空港であたりを見渡すと、入国ゲートを出て右側、奥の方に「游客邦」の赤い看板が目立つカウンターを発見!
実はこれが、まさにkkdayで申し込みができるwifiの会社なんです。
いざカウンターへ行ってみると、優しそうな女性スタッフが対応してくれました。予約なし・当日の申込みも、もちろん可能です。
ちなみに他にもっと目立つ場所に「台灣大哥大」や「中華電信」など台湾ではおなじみの通信会社のカウンターが出ています。
…が!これらのカウンターで取り扱っているのはSIMカードのみ。いわゆるWi-Fiルーターのレンタルはやっていないので、間違えないように注意が必要です。
さて、こちらの「游客邦」のカウンターでの当日申し込みですが、さすがに事前予約に比べて割高ではありましたが、一日あたり188元、3日以上借りるのであればさらに割引になって、158元(2017年3月現在)というお値段でした。
日本円にすると、一日あたり約553円ほど。
こちらも必要な日数を伝えると合計額を教えてもらえます。現金・クレジットカード、どちらでも支払いOKでしたが、支払い方法にかかわらず、証明用にパスポートとクレジットカードを見せる必要がありました。
返却も同じ場所になるので、わかりやすくていい感じです。
ちなみにこちらのカウンターの営業時間は決まっているので、それ以外の時間帯には無人の返却ボックスに返すことになります。現地でルーターが使えなくなったり、何か困ったことがあればこちらに電話してね!と丁寧に案内してもらい、専用の赤いポーチに入ったルーターと注意書き/充電器などを受け取ります。
たまたま手厚いスタッフさんだったのか、レンタルしたその場で「IDはこれ!パスワードはこれ!繋がるかどうか、さあ今すぐここで試してみて!」と、押しの強めな万全なサポート体制(笑)。
支払いを終えて、カウンターをあとにしました。これからは事前に申し込みができていなくても安心です。
一方、台湾人にとっては、こうしたwifiのルーターをレンタルするのは割高で、あまり一般的ではありません。というのも、お値段だけで比較すると「SIMフリー」の携帯電話を持っておいて、旅行先でSIMカードをレンタルするほうが圧倒的に便利だから!
利用する日数は決まっているものの、利用制限はなく使い放題。通話もでき、さらにWifiルーターを持ち運ぶわけではないのでバッテリーの減りの心配をすることはありません。また金額的にも5日間の利用で250元(約875円)ほど!お値段だけで比較するなら、圧倒的にお得です。
ただ、私のように台湾旅行の際にパソコンを使って作業する場合や、個人利用ではなく、5人以内の友達で一緒のWifiに接続して利用するようなケースでは、やっぱりWifiルーターを借りる方が便利だったりします。
このあたりは、ぜひ利用シーンに応じて使い分けてみてくださいね。
以上、今回は事前予約を忘れた場合、台湾現地でWifiを借りる方法についてまとめてみました。「台湾なんてネット大国なんだから、そりゃ探せばあるでしょ!」という話なのですが、なかなかネットで検索しても方法が見つからなかったり、出発前は何かと不安になるものなので、誰かのお役に立てれば幸いです♪
快適なネット環境で、充実の台湾旅行を楽しんでくださいね〜!
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