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台灣指南

レトロなタイルやガラス窓が魅力♡築50年の古民家をリノベーションした「同・居 With Inn Hostel」(高雄)

2018.2.7

  • 高雄メトロ「中央公園駅」から徒歩3分
  • 飲食店やお店で賑わう新堀江商圏のど真ん中
  • 築50年のレトロな古民家をリノベーション
  • リーズナブルな価格設定

キュートなタイルや花型のガラス窓などレトロ台湾好きにはたまらない!可愛さがぎゅぎゅっと詰まったゲストハウス「同・居 With Inn Hostel」。高雄の繁華街(新崛江商圈)のど真ん中にいながら、築50年の歴史が感じられる… そんな現代の古民家ステイを体験してみませんか?

繁華街の路地裏で出会える、レトロ&キュートな台湾建築

高雄メトロ・中央公園駅から徒歩3分、繁華街から路地を1本入ってすぐのところに3階建ての可愛い建物が見えてきます。こちらが、今回ご紹介する「同・居 With Inn Hostel」です。

「同・居 With Inn Hostel」の外観

白い窓格子に、バルコニーにはハート模様の欄干が!
レトロな可愛さがいたるところに散りばめられていて、心くすぐられます♡

「同・居 With Inn Hostel」の窓格子とバルコニー

丁寧に手入れがされているお庭には、沢山のサボテンや、南国の花・ブーゲンビリアが咲き乱れていました。お庭の壁面にもユニークなイラストが描かれていたりして、ついつい探検したくなってしまいます。

「同・居 With Inn Hostel」のお庭

入口は、門をくぐってすぐのエメラルドグリーンのドア。
外観や玄関の造りも、台湾の昔ながらの伝統的な建築様式そのもの!観光で台湾へ来ても、こうした建物に足を踏み入れることはなかなか無いはず。ホテルに泊まるのとは趣の違った宿泊体験が待っているに違いありません。

「同・居 With Inn Hostel」のエメラルドグリーンに塗られたドア

50年前の歴史がそのまま残る共用スペース

「同・居 With Inn Hostel」の小さなフロント

案内された先にはフロントがありました。
温かみのある居心地の良い空間。初めて来たのに、なんだかおばあちゃん家に帰ってきたような、そんなほっとした安心感を与えてくれます。

築50年の古民家をリノベーションして作ったこの建物は、今から約50年前、建築家であった元オーナーが、当時の最新の建築技術と最良の材料を駆使して、自らの自宅として建てたのだそう。当時この周辺は一面に田んぼが広がっていて、その中にそびえるこの家はまさに高級住宅だったんですって!飲食店やアパレル店が立ち並ぶ、今の新崛江商圈からは想像もできない風景です。

「同・居 With Inn Hostel」のレトロなすりガラス

リノベーションされているとはいえ、カウンター台や棚、木枠などはすべて50年前のまま。さらに、床のテラゾ(粉砕した大理石をセメントと練り混ぜ、滑らかに磨いた人造石)までもが当時のものなんだそう。美しい保存状態から、昔からとても丁寧に扱われていたことが分かります。

レトロな台湾を代表する花型模様のすりガラスがとってもキュートですが、こちらももう製造はされていないのだとか。

「同・居 With Inn Hostel」の窓枠と鉄格子

庭につながるドアの窓枠や窓ガラス、鉄格子もほとんど50年前のまま。 3階建てのホステルですが、もちろんエレベーターなどもありません。

「同・居 With Inn Hostel」の階段

そして、この階段にもご注目!よく見ると手すりが持ちやすいように台形になっていたり、安全のために3色使われていたり、黄色いラインには滑り止めまで施されていたり。細部にいたるまで完璧な心配りをしていた元オーナーに脱帽です!

床のタイルも、50年ものだからこそ出せる色合いですよね♡
あちこちにレトロな台湾が散りばめられていて、写真を撮る手が止まらない!

「同・居 With Inn Hostel」のレトロな床

民宿のあちこちに垣間見える、台湾の歴史。
お泊りの際は、ぜひじっくりと見学してみてくださいね♪

ロフトタイプ、バルコニー付きの2人部屋でゆったりステイを!

今回宿泊したのは、バルコニー付きの2人部屋。
ロフトになっていて、下が小さなリビング、上がベッドスペースと分かれています。

「同・居 With Inn Hostel」の2人部屋

リビングスペースには、2人がけのソファとテーブル、テレビがありました。窓からたっぷり日差しがさしこみ、明るく快適に過ごせます。

「同・居 With Inn Hostel」の中から見たバルコニー

専用のバルコニーも、お家みたいにくつろげそう♪路地裏のレトロな街並みをのんびり眺めることができる特等席です♪

「同・居 With Inn Hostel」のバルコニー

お部屋についているトイレ&シャワールームは白を基調としたデザインで、清潔感があります。シャワールームはガラス戸でしっかり仕切られているので、洗面台の床が濡れてしまう心配もありません。

「同・居 With Inn Hostel」のお部屋のトイレ&シャワールーム

民宿の名前を象った、床のタイルがとってもフォトジェニック!♡

「同・居 With Inn Hostel」床のかわいいタイル

「同・居 With Inn Hostel」のアメニティ

バスタオル、歯ブラシ、アメニティやドライヤー等、必要なものは準備されています。

ロフトスペースには、ダブルサイズの寝具が用意されています。
枕元にはコンセントもあるので、就寝前の充電などもばっちり。ロフトながらもゆったりとした広さがあり、木製の床も肌触りがよくて、ぐっすり眠ることができましたよ♪

「同・居 With Inn Hostel」広々としたダブルサイズのベッド

「同・居 With Inn Hostel」ベッド上からの景色

一人でふらっと高雄に遊びに行きたい!という方には、気軽に泊まれるドミトリータイプのお部屋(5~6人部屋)がおすすめです。一泊2,400円〜3,600円と、お財布に優しい価格設定なのも嬉しいポイント。

「同・居 With Inn Hostel」ドミトリー部屋

スタイリッシュなベッドが並ぶドミトリーは簡易的な設備ですが、抜群のアクセスの良さでバックパッカーたちにも大人気。シャワールームやトイレは共用ですが、こちらも可愛いタイル張りです。

「同・居 With Inn Hostel」ドミトリーのトイレ&シャワールーム

フロント横にはバックパックがしまえるぐらいのサイズのロッカーが用意されているので、貴重品の保管など気になる方はそちらを利用してくださいね。

他にも、檜を使ってオーダーメイドされた家具が並ぶ、ゆったりとくつろげる2人部屋も。旅のスタイルに合わせてお部屋がセレクトできるのは嬉しいですね。

「同・居 With Inn Hostel」ゆっくりできる大きな2人部屋

名物の手作りふわふわオムレツで、幸せな朝ごはん

「同・居」では、2人部屋に宿泊の場合のみ朝ごはんが提供されます(ドミトリータイプのお部屋に宿泊の場合は追加100元で提供可能、事前の予約が必要です)。 一階のダイニングルームの窓からは朝の日差しがたっぷりと差し込み、爽やかな朝を演出してくれます♪

「同・居 With Inn Hostel」のレストラン

「同・居 With Inn Hostel」レストランのテーブル&カウンター

レストランでの勤務経験のあるオーナー自らが毎朝キッチンに立ちます。
名物はこちらのふわふわオムレツ!ナイフを入れると、中からチーズやポテトがごろごろと出てきます。

「同・居 With Inn Hostel」名物のふわふわオムレツ

できたて熱々のオムレツをいただきながら、今日はどこへ行こうかなとのんびり旅の計画を立てたり。優雅な朝時間を過ごせて大満足でした♪

「同・居 With Inn Hostel」朝食のサラダ

「同・居 With Inn Hostel」朝食の様子

バックパッカーの旅人たちにも、我が家のような温かさを

「同・居 With Inn Hostel」オーナーのShingとご主人の洪仔

世界中からやって来る旅人たちを優しい笑顔で出迎えるのは、オーナーのShing。
“豪華で高級なホテルではなく、バックパッカーの旅人にもあたたかいサービスを提供できるような民宿を開きたい”そんなShingの想いから、この「同・居With Inn Hostel」は始まりました。

そんなShingを長年支えているのはご主人の洪仔。
仕事上でも完璧を追求する強い意志の持ち主のShingを、台湾男子らしい大らかな性格で優しく包み込んでいます。二人の間には赤ちゃんも産まれたばかり。家族3人の温かな関係とともに、築50年の歴史を持つこの家が、世界各地からの旅人を優しく迎え入れる空間に生まれ変わったのです。

アクセス&周辺環境

高雄メトロ・中央公園駅(2番出口)から徒歩5分。
徒歩5分圏内に、コンビニ、ドラックストア、飲食店、服飾店、文具店等多数あり、夜遅くまで屋台も営業していてとても便利です。

繁華街に位置しますが、建物があるのは路地に入ったところなので、夜も朝も静かに過ごせます。

部屋タイプ

お部屋は全3タイプ。 表示価格は参考価格となっています。時期によって金額が変動するため、空室状況や詳細はHowtoTaiwanまでお問い合わせくださいね。

★ さらに沢山の写真をチェックしたい方は Dear b&b へ

●A:With (ドミトリー:5〜6人部屋)

「同・居 With Inn Hostel」ドミトリー部屋

男性/女性/混合部屋あり。トイレ、シャワーは共用(男女は別)

●B:With Friends(2人部屋) 

「同・居 With Inn Hostel」ゆっくりできる大きな2人部屋

朝ごはん付き、ダブルベッド1台、トイレ&シャワーは共用、タオルやアメニティの提供あり

●C:With U(バルコニー付2人部屋)

「同・居 With Inn Hostel」バルコニー付き2人部屋のベッド

朝ごはん付き、ロフト、ダブルベッド1台、専用のトイレ&シャワー、バルコニー付き
※ロフトへの階段が急なため、安全上の考慮から、6歳以下のお子様はお泊りになれません。

その他チェックポイント

  • ・スタッフ対応言語:中国語、英語
  • ・エレベーターはありません
  • ・チェックイン:15:00~21:00(21時以降になる場合は事前連絡が必要、23時を過ぎる場合は追加料金100元が必要です)
  • ・チェックアウト:11:00まで
  • ・歯ブラシは環境保護のため各自でご準備ください
  • ・ドミトリーに宿泊の場合、タオルの提供はありません
  • ・共有のランドリーあり(有料)
  • ・2人部屋の宿泊者には朝ごはんが提供されます
  • ・ドミトリーの宿泊者で朝ごはんが必要な場合は別途予約が必要です



Dear b&b とは?

Dear b&b は、台湾各地の厳選した民宿を紹介する台湾発のサービスです。 女性の運営メンバーたちが旅行客の視点で「安心・親切・おもてなし」を軸に、施設やオーナー、周辺環境までを細かく評価し、選び抜かれたとっておきの民宿だけを紹介しています。現在はHowtoTaiwanと提携し、日本語での問い合わせに対応しています。

http://dearbnb.com (中国語のみ)

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