2019.11.4
台湾の北東部に位置し、温泉や田園など自然豊かな風景で知られる宜蘭。 台北からアクセスしやすく、週末のショートトリップ先としても人気なため、 趣向を凝らした民宿が数多く集まるエリアです。
その中で、特に子連れや気の置けない友人との旅行にオススメしたいのが、 台湾鉄道・宜蘭駅からほど近い壯圍エリアにある 「微圍住民宿」。 ゆとりのある敷地に、北欧テイストを取り入れた可愛いお部屋。 今日は出かけずこのままのんびり過ごそうかな・・と思えるくらい、とても居心地が良いのです。目前に広がる美しい風景を眺めながら、大切な人と癒やしのひと時を過ごしてみませんか?
これぞ宜蘭!と感じさせてくれるような田んぼ道をくねくね進むと、 可愛らしい書体で「微圍住」と書かれた表札が目に入ってきました。 ちょっと郊外にある友人宅に遊びにきたかのようなステキな門構えに、早くも胸が高鳴ります。
正面の扉ではなく、その右横の通路を進んだ先で靴を脱ぎ、共用スペースへ。 キラキラと差し込む光が大理石の床に反射して、明るく気持ちの良い空間となっています。 ダイニングテーブルにソファー、TVと、こちらもなんだか 友人宅のリビングにお邪魔したかのような感じで落ち着きます。
「ぜひ食べてみて」と勧められた自家製のクッキーを、早速遠慮なくいただきます。 これが衝撃的な美味しさで・・!ふわっとした食感と口いっぱいに広がる甘さに、 思わず「買って帰りたい!」と叫ばずにはいられませんでした(笑)。
荷物を置いたら、まずはお庭を散策。 ガレージのようなスペースには、子供が遊べる車が何台も置いてありました。 自転車もあるので、天気が良い時に民宿のまわりを走ってみるのも気持ち良さそうです。
さらに奥へ進むと、屋根付きのBBQスペースが。 食材を買ってきて、みんなで外でワイワイ楽しむのも良いですね♪
もう一つ子供たちが目を輝かせそうなのが、お庭に置かれたブランコ。 大人も乗れるくらいしっかりした作りです!(私もしばらく漕いで遊びました。笑) その前には自家菜園があり、季節ごとに採れる野菜を朝食で提供しているのだそう。 新鮮かつ安心な食材をいただけるのは嬉しいですね!
階段をあがって、お部屋がある2階へ。 エレベーターも設置されているので、重い荷物を持っていても安心です。
今回宿泊したのは、「201 放輕鬆四人房」という4人まで泊まれるお部屋。 室内は広々としていて、キングサイズのベッドが2台に、なんと小上がりスペースまでついています! お喋りはもちろん、おやつや夜食もここで楽しめちゃいます。
浴槽はありませんが、シャワールームにはしっかり扉がついていて、清潔に保たれています。 タオルや歯ブラシ、ドライヤーなど一通りのものは完備されていますよ。
ちなみに2階から見える景色はこんな感じです。 四方を田んぼに囲まれていて、どこまでも静かでのどか。 思いっきり空気を吸い込むと、まさにお部屋の名前のとおり“放輕鬆(リラックス)” ―ふっと肩の力が抜けていくような気がします。
朝食は共用スペースでいただきます。 キッチンでは、オーナーたちが準備の真っ最中! ドリンクは豆乳、ミルクティー、コーヒーが用意されていて、 各自好きなものをセルフで。
テーブルに運ばれてきたお皿には、サンドイッチ、サラダ、ハンバーグ、卵焼き、カボチャのソテー、 そしてドラゴンフルーツと、美味しそうなものが彩りも美しく並んでいます。 朝から作りたての温かいごはんを食べられるのは、やはり幸せですよね~。 台湾ではあまりお目にかかれない、生野菜が食べられるのも嬉しいかぎり。
子ども用チェアが用意されていたり、 他のお部屋では室内にすべり台がついていたりと、 とにかく子連れ旅行に優しいこちらの民宿! オーナーもとても親切なので、ぜひ台北から足を伸ばして訪れてみてくださいね。
台湾鉄道「宜蘭駅」からタクシーで約10分。 台北からバスで向かう場合は、「宜蘭轉運站」で下車してくださいね (所要時間約85分。バス停から宜蘭駅までは徒歩5分ほど)。
民宿周辺にはお店は少ないですが、「甕仔鶏」という1羽丸々窯焼きにした鶏料理が愉しめる 「基隆甕仔鶏宜蘭分店」というお店が徒歩10分くらいのところにあります。 最寄りのコンビニは徒歩15分くらいのところにある全家(ファミリーマート)です。
宜蘭駅周辺にはお店がたくさんあるので、ぜひ足を伸ばして色々とハシゴしてみてください♪ 日本統治時代の建物を活かしたカフェ「合盛太平咖啡」(19時閉店なので注意)や、 緑豆牛乳スムージーの人気店「北門綠豆沙牛乳大王」、 たっぷりのトッピングとともに豆花をいただける「原来豆花」などがオススメです。
宜蘭駅周辺にある人気絵本作家・幾米(ジミー)の世界を体感できる公園や、 外観から趣のある書店「Stay旅人書店」、そして日本橋にもできた「誠品書店」の宜蘭店 (新月廣場というショッピングモール内)なども合わせてお見逃しなく~!
お部屋は全部で5タイプ。料金はすべて一室料金で、全宿泊者に朝食がつきます。
★ さらに沢山の写真をチェックしたい方は Dear b&b へ
30平米、田園風景の景観、キングサイズのベッド一台、宿泊者一人まで追加可能(合計3名)
23平米、クイーンサイズのベッド一台、宿泊者一人まで追加可能(合計3名)
46平米、田園風景の景観、キングサイズのベッド2台、バスタブあり、宿泊者一人まで追加可能(合計5名)
46平米、田園風景の景観、キングサイズのベッド2台、バスタブあり、宿泊者一人まで追加可能(合計5名)
33平米、田園風景の景観、キングサイズのベッド2台、宿泊者一人まで追加可能(合計5名)
・人数の追加は、一人につき500元で承ります(ソファベッド、食事などが含まれます)
・1歳以下のお子さんは追加料金は発生しません
・チェックインは15:00〜17:00となっています。事前にチェックインの時間をお知らせください
・チェックアウトは11:00です
・共用スペースは7:00〜23:00の開放となります
・安全のため、23時以降は宿が施錠され、以降の出入りはできませんのでご注意ください
・スーツケースなどを事前に預かることが可能です
Dear b&b とは?
Dear b&b は、台湾各地の厳選した民宿を紹介する台湾発のサービスです。 女性の運営メンバーたちが旅行客の視点で「安心・親切・おもてなし」を軸に、施設やオーナー、周辺環境までを細かく評価し、選び抜かれたとっておきの民宿だけを紹介しています。現在はHowtoTaiwanと提携し、日本語での問い合わせに対応しています。
http://dearbnb.com (中国語のみ)
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