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台湾の3ピースバンド“宇宙人”が日本にやってきた!「OUR ADVENTURE TOUR in JAPAN」ライブレポート

2018.11.12

今をときめく台湾の3ピースバンド“宇宙人(Cosmos People)”。世界各地で開催されたワールドツアーの最終公演として、東京と大阪でアツいパフォーマンスを見せてくれました!今回は東京会場のレポートに加えて、日本オリジナルグッズやセットリストをご紹介します♪

こんにちは!キュレーターのROMYです。

Howto Taiwan読者の方にはもうすっかりお馴染み!?の、台湾の3ピースバンド「宇宙人(Cosmos People)」。 昨年に続き、今年も東京と大阪でワンマンライブ「OUR ADVENTURE TOUR in JAPAN 〜僕らの奇妙な冒険〜」(我們的探險計劃)が行われました。実はこのライブ、世界各地で開催されたワールドツアーの最終公演ということもあり、彼らの演奏を心待ちにするたくさんのファンが集結しましたよ~!

*彼らについて詳しく知りたい方は、ぜひコチラの記事をどうぞ↓

もちろん宇宙人の大ファンである私も、9/29(土)の東京会場に駆けつけましたよ♪ ライブ後に宇宙人ロスに陥ってしまった方(笑)、様々な事情で参加できなかった方に向けて、 感想も交えながらレポートをお届けします!

熱気あふれる会場に、開演前から大興奮!

東京会場は、昨年と同じ渋谷にあるライブハウス「WWW」。 今回が日本での4度目のワンマンライブになりますが、 それ以外のイベント参加なども含めて、 まずこれだけ継続的に来日してくれることに ファンとしては感謝の気持ちでいっぱい・・! (意外とそういうアーティストって少ないんですよね~・・)

台湾の3ピースバンド“宇宙人”が日本にやってきた!「OUR ADVENTURE TOUR in JAPAN」ライブレポート

さらに客席に足を踏み入れると、すでに通路まで溢れ出る人・人・人! 1年前よりも確実に“宇宙友”(=宇宙人ファンのことを、親しみを込めてそう呼びます)が増えていることを感じて、 なんだか始まる前からジーンときてしまいました(笑)。

台湾の3ピースバンド“宇宙人”が日本にやってきた!「OUR ADVENTURE TOUR in JAPAN」ライブレポート

ちなみに私たちHowto Taiwanは、スタンド花で彼らの来日公演を歓迎しましたよ~! 会場で見つけましたという、HT読者の方からの嬉しい報告もありました♪

わくわくドキドキな冒険へと、いざ出発~!

客席のライトが落ち、熱を帯びたざわめきに包まれる中、 いよいよ待ちに待ったライブがスタート! 1曲目は、今回のワールドツアータイトルにもなっている「我們的探險計劃 (Our Bizarre Adventure)」。 ドッドッ・・とバスドラムで刻まれるリズムが自分の心臓の鼓動と重なって、 緊張と興奮の波が一気に押し寄せてくる・・!! 昨年のライブでの初お披露目で、聴いた瞬間に心をわし掴みにされた大好きな1曲です(MVもかっこいい!)。

お次はガラっと雰囲気が変わり、思わず飛び跳ねたくなるポップな「一起去跑步(一緒に走ろう)」。 ライブではおなじみの曲ですが、やっぱり盛り上がる-! 続く3曲目は、大人っぽいメロディーラインの「不用大腦(Brainstoning)」。 ここまでの3曲だけでもそれぞれ全く違った雰囲気ですが、 アップテンポな曲からしっとりとしたバラードまで、 どんなテイストも自分たちらしいアレンジでモノにしてしまう。 そんなセンスと技術を兼ね備えた素晴らしいバンドなんですよね~!

台湾の3ピースバンド“宇宙人”が日本にやってきた!「OUR ADVENTURE TOUR in JAPAN」ライブレポート

跳ね上がるようなベース音から始まったのは、 台湾女子ナイトで 方Qがお気に入りのMVとして挙げていた「你以為」。 このかっこよすぎるイントロ、そしてベースを奏でる姿に、会場中が釘づけ・・(いつまででも見ていたい・・笑)! 台湾人の男女関係がよく表れた(!?)歌詞にも注目です♩

続いては、宇宙人の登竜門的な1曲「那你呢(And You?)」。NHKの「テレビで中国語」のオープニングテーマだったこともあり、 手にパンダのぬいぐるみを持ってリズムに乗るお客さんの姿も。

MCを挟んでまたガラッとトーンが変わり、切ない恋心を歌ったバラード「如果我們還在一起 (What If We)」のイントロが。 “もしも僕らがまだ一緒にいたのなら…”というタイトルを体現した、ドラマティックなMVも必見です (ちょっとしたギミックが施されているので、ぜひ最後まで見てみてくださいね~)。

さらにしっとりとした雰囲気のまま、シンセサイザーの音色が印象的な「一萬小時 (10000 HOURS)」へ。 こうして緩急をつけながら、宇宙友たちを彼らの世界にぐいぐい引き込んでいきます!

阿奎のMCに続くのは、彼が作詞作曲を手がけた爽やかなラブソング「心向夏天 (Summer Festival)」。 おまけに今回は阿奎がアコースティックギターを奏でながら歌います!温かい人柄がにじみ出るかのような歌声とハーモニーにほっこり・・♡

台湾の3ピースバンド“宇宙人”が日本にやってきた!「OUR ADVENTURE TOUR in JAPAN」ライブレポート

珠玉ぞろいの後半戦~アンコール!

「次は台湾語の曲です!」という紹介とともに始まった「兩人雨天 (Rainy Day)」。色気を含んだ小玉のハスキーボイスが、曲の雰囲気に合っていてとても素敵です。

金管楽器を織り交ぜたジャジーなイントロが特徴的な「真實朋友 (Offline Friends)」、思わず“バババババババババ〜♩”と口ずさまずにはいられない 「要去高雄(高雄に行かなきゃ)」、手拍子で大盛り上がりの「這就是我愛你的方法 (That’s the Way I Love)」と、その後もノリの良い曲が続きます!

台湾の3ピースバンド“宇宙人”が日本にやってきた!「OUR ADVENTURE TOUR in JAPAN」ライブレポート

日本語セルフカバーもされている、ちょっぴりセンチメンタルな「寂寞之上 (Alone Together)」のお次は、 彼らの幅広い音楽性を体感するヒップホップ・ナンバー「Bon Bon Bon Bon」。 ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、実はMVの日本語歌詞をHowto Taiwan編集長の小伶が担当しています! 後輩たちに宛てたユーモラスなメッセージとラップが融合して、最高にクール!!

その後は方Qファンお待ちかね!EDMが鳴り響き、“DJ Q”によるショータイムのはじまりはじまり~♪ 様々な音が出るカラフルなボタンを巧みに操りながら、オーディエンスを乗せていきます。 彼の呼びかけに合わせ、みんなで手を挙げたり振ったりしながら最高に盛り上がりました!

そして本編ラストを飾るのは、ワクワクするようなメロディーラインとサビの掛け合いが楽しい「Hey」。 「Don’t be shy〜♩」という歌詞を受けるかのように、みんな思い思いにカラダを揺らしながらめいっぱい楽しんでいました!

台湾の3ピースバンド“宇宙人”が日本にやってきた!「OUR ADVENTURE TOUR in JAPAN」ライブレポート

ここまで駆け抜けること15曲!途中のMCでは通訳を入れずに、日本語、中国語、英語をミックスしながら 彼ら自身の言葉でしっかり思いを伝えてくれました(方Qが脈絡なく紡ぎ出す日本語が面白くて、毎回密かな楽しみだったり。笑)。

メンバーがステージからはけると、すぐにアンコールが巻き起こります! その声援に応えるように始まった1曲目は、 いしわたり淳治さんが歌詞を手がけた日本語オリジナル曲「PARALLEL BLUE」。 会場がブルーに染まり、センチメンタルな歌詞とメロディーが胸に響きます。

台湾の3ピースバンド“宇宙人”が日本にやってきた!「OUR ADVENTURE TOUR in JAPAN」ライブレポート

続いて、誰もが人知れず抱える悩みや葛藤からの解放を歌った「現在就讓我走 (Let Me Go)」。 自分は自分以外の誰かにはなれないけれど、思い切って一歩を踏み出せば自由を手に入れられるんだ。 そんなメッセージに勇気づけられる1曲です。

さてさて、2時間にわたるライブを締めくくるのは、雄大なメロディーと前向きな歌詞が印象的な「往前~もっと遠くへ」。 前半は中国語、後半は日本語で歌ってくれたのですが、せっかく生で聴くなら原曲がいい! でもやっぱり日本語で思いっきり合唱もしたい!という複雑なファン心理を見事に汲んでくれて大満足〜(笑)。

台湾の3ピースバンド“宇宙人”が日本にやってきた!「OUR ADVENTURE TOUR in JAPAN」ライブレポート

CDの洗練されたサウンドも良いけれど、やっぱり生で聴く彼らの演奏は格別! しかもこんな距離感で楽しめるなんて、ある意味日本のファンは恵まれているなぁと感じました。 “台湾は好きだけど、C-POPはなんとなくハードルが高くて・・”、 “興味はあるけど、何から聴いたら良いのか分からない・・”という方のために、 Howto Taiwanオススメの宇宙人プレイリストもありますので、 ぜひ何も考えずに下のYouTubeリンクをポチッと押してみてくださいね(笑)。 そして一緒に“宇宙友”の輪を広げていきましょう~♪

日本オリジナルグッズをチェック!(購入方法もあり)

最後に、今回のライブ会場で販売された日本オリジナルグッズをご紹介します! まずはライブの定番「Tシャツ」。 表はポケットがついたシンプルなデザインですが、 裏にはしっかりと「TOKYO/OSAKA」そして「JAPAN」の文字が! この限定感が嬉しいですよね~♪

台湾の3ピースバンド“宇宙人”が日本にやってきた!「OUR ADVENTURE TOUR in JAPAN」ライブレポート

さらにこちらもライブの必需品「マフラータオル」。 さすがこだわりの今治タオル、肌触りもバッチリです◎ Tシャツ同様、一目で日本オリジナルグッズと分かるのも良いですね!

台湾の3ピースバンド“宇宙人”が日本にやってきた!「OUR ADVENTURE TOUR in JAPAN」ライブレポート

そしてワールドツアー中のショットを納めた写真集、その名も「宇宙ZINE」。 “写ルンです”で切り取ったメンバーの素顔がたっぷりと詰まっていて、結構分厚いです! さらにこの宇宙ZINEに「マルシェバッグ」がセットになったものもありますよ。 宇宙人の3人が東京を歩いているイラストがほんわか可愛い~♪

台湾の3ピースバンド“宇宙人”が日本にやってきた!「OUR ADVENTURE TOUR in JAPAN」ライブレポート

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宇宙ZINEの掲載写真をランダムに3枚セレクトして封入した、 ファンにはたまらない「宇宙ZINE Photo Set」も! 何が入っているのか、開けるまでドキドキ・・!

台湾の3ピースバンド“宇宙人”が日本にやってきた!「OUR ADVENTURE TOUR in JAPAN」ライブレポート

宇宙人のボーカル・小玉がデザインに参加し、昨年大好評だった宇宙人キャラクターの「刺繍ワッペンキーホルダー」。 台湾公演の際にグッズ購入で使用した“OUR ADVENTURE TOUR記念コイン”付きです!

台湾の3ピースバンド“宇宙人”が日本にやってきた!「OUR ADVENTURE TOUR in JAPAN」ライブレポート

ライブ会場に足を運べずゲットできなかった方、 後でやっぱりあれも買えば良かった~と後悔している方・・ここで朗報です! なんとこの度、日本オリジナルグッズが 「SPACE SHOWER STORE」からオンライン購入できるようになりました~!!(パチパチパチ)

在庫がなくなり次第終了とのことなので、 気になるグッズはぜひお早めにゲットしてくださいね~! (台湾をはじめ、海外在住の方も買えますよ!)

★購入はコチラから: SPACE SHOWER STORE

「OUR ADVENTURE TOUR in JAPAN」セットリスト

1. 我們的探險計劃(Our Bizarre Adventure)
2. 一起去跑步(一緒に走ろう)
3. 不用大腦(Brainstoning)
4. 你以為(Hello Princess)
5. 那你呢(And You?)
6. 如果我們還在一起(What If We)
7. 一萬小時(10000 Hours)
8. 心向夏天(Summer Festival)
9. 兩人雨天(Rainy Day)
10. 真實朋友(Offline Friends)
11. 要去高雄(高雄に行かなきゃ)
12. 這就是我愛你的方法(That’s the Way I Love)
13. 寂寞之上(Alone Together)
14. Bon Bon Bon Bon
DJ Q
15. Hey
~アンコール~
16. PARALLEL BLUE (※日本語)
17. 現在就讓我走(Let Me Go)
18. 往前~もっと遠くへ(※中国語~日本語)

*写真提供:スペースシャワーネットワーク

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