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台湾のレトロ建築好きならひと目惚れ間違いなし。「花蓮日日」で大人の花蓮旅行を

2020.9.28

  • 築40年以上の5階建てをリノベーション
  • かつての家具やタイルなどレトロ好きにはたまらない空間
  • 花蓮市内の人気飲食店や観光地へのアクセス抜群
  • ゆっくり休める一人部屋
  • 花蓮駅からタクシーで約10分

台湾東部の中央に位置する 花蓮(ホァリエン/huālián)。台湾中央山脈と海に囲まれた自然豊かな土地で、のんびりと休暇を過ごすのにぴったりの旅先の一つです。台北からは台湾鉄道に揺られて2~3時間ほどの距離なので、ゆったりと泊まりで訪れるのがおすすめ。

今回の記事では、花蓮の日常美を多くの人に感じてもらいたいとの理念に基づいて設計されたデザイナーズ宿「花蓮日日(ホァリエンリーリー/huālián rìrì)」をご紹介します。花蓮の街を、暮らすように旅したい方にぜひ体験してもらいたいお宿です。

台湾のレトロ建築好きならひと目惚れ間違いなし。「花蓮日日」で大人の花蓮旅行を

花蓮の中心街で40年以上の歴史を見守ってきたレトロ建築

花蓮駅からタクシーで10分ほど、賑わう花蓮市内の中心地に静かに佇むのが「花蓮日日」。路地裏の通りが交差する角に位置する5階建ての建物で、花蓮の日常を40年以上にわたってここで見守ってきました。

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目印は花蓮の海を連想させるようなブルーの扉! 
1階はセレクトショップになっていて、環境保護にちなんだアイテムや、台湾イラストレーターたちによる花蓮のポストカードなどの雑貨をショップとして取り扱っています。

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ショップの入り口から入って、2階へ続く階段を進めば、宿の入口です。2階には宿の受付があり、こちらでチェックインをします。床のレトロタイルがとっても可愛くて、到着するなりテンションがあがります…!♡

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この建物は、昔3世代にわたる大家族が住居として使っていたのだそう。階段やタイル、家具など、良い状態で残っているものが多く、とっても丁寧に暮らしていらっしゃったことがうかがえます。「花蓮日日」オーナーの素敏さんは、「この家を後世に残していきたい」という元家主の想いを継ぎ、なるべく当時の状態のまま、部屋の内装などのアレンジをしているそうです。

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台湾のレトロ建築ではおなじみのテラゾー(磨石子)の階段を上がると、3階と5階には落ち着いた雰囲気のリーディングスペースがあります。こちらに置いてある椅子は、どれもこの家でかつて使われていたものだそう。この空間にしっくりと馴染んでいる理由がよく分かります。

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こちらのリーディングスペースには、花蓮に関する文献はもちろん、台湾、そして世界の旅にまつわる本や、思想や心理に関するものまで、さまざまなジャンルの本が揃っていました。ゆっくりと本の世界に浸る時間も、まったりローカル旅ならではの楽しみのひとつですよね。

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5階のリーディングスペースの床のタイルも可愛くて必見です! 天井のランプシェードも今ではもう生産されていないので、修理もできない一点ものなんだとか。

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5階からはベランダにも出られるようになっていて、市内の様子が一望できます。街の向こうへ目をやると、花蓮の街を見守っている中央山脈も見えますよ。

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屋上にも、鉄窓花(飾り格子)、花型の窓ガラス、床のタイルと、レトロ建築好きにはたまらない要素がぎゅぎゅっと詰まっています! これは心の台湾重要文化財に勝手に認定したい…!

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錆びついた鉄窓花を眺めながら、花蓮で日々を過ごしてきた住人たちの生活に想いを馳せてみるもの素敵ですね。

かつて流行ったバスタブがそのまま残った一人用の客室

今回は、女一人旅ということで、人気のバスタブ付きの一人部屋を手配していただきました。客室のドアやガラス、家具なども、当時使っていたものがそのまま利用されているそう!

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一台のシングルベッドに一人掛けソファというシンプルな配置。ベッドサイドでぎりぎりスーツケースが開けるぐらいのスペースです。

朝起きたらカーテンと窓を開けて、花蓮の陽の光や人々の行き交う音を感じて欲しいというコンセプトから、どのお部屋にも窓がついているそう。室内の明るさは十分で、ミニマムなお部屋ですが開放的な雰囲気。クーラーも設置されているので、暑い夏でも安心です。

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簡易ながらもハンガー、室内用スリッパ、ドライヤー、バスタオルと必要なものは揃っています。飲料水は共有スペースに設置されているウォーターサーバーを利用することができます。

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私が部屋に案内されたときには、アロマキャンドルがたかれていて、ほんのりいい香り~♪スタッフの方の優しい心遣いにほっと癒されました。

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室内用スリッパは、こちらも台湾ではおなじみの台湾スリッパ(藍白拖)! なんですが、インテリアに合わせたオシャレな茶×緑バージョン! 台湾好きの心をぐいぐい掴んでくる…。

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こちらのお部屋のレトロなランプシェードも、少しオーロラがかっているのがなんとも昭和な雰囲気でとってもキュート!

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浴室はトイレ、洗面台、バスタブと並んでいるコンパクトな空間。古い建物ですが、シャワーの水圧なども問題ありませんでした。

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このパステルカラーのタイルの浴槽がたまらない可愛さ。台湾ではかつてこのデザインが流行していたそうです。

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環境保護を考慮して、使い捨ての歯ブラシやコームは用意されていません。また、石鹸類はオーガニック素材のこのオールインワンのソープのみ。シャンプー、コンディショナーなど必要な方は各自でご用意くださいね。

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朝食は近くの花蓮ローカルグルメを楽しもう

宿の徒歩圏内にはローカルグルメのお店が沢山! せっかくのローカル旅、朝のお散歩がてら、地元の人々に交じって朝ごはんを食べるのも楽しみの一つですよね。私は宿のスタッフの方おすすめの伝統朝市「大同市場」の中にある「楊媽媽米粉羹」という屋台へ行ってみました。

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朝6時半からお昼頃まで営業しているこちらの屋台、ひっきりなしに地元のお客さんが! 品のある佇まいのオーナー楊媽媽に会いたくて来る人も多いのだとか。

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とろっとしたスープに細かい米粉(ミーフェン/mǐfěn)と甘く煮たルーローがたっぷり入った「米粉羹(ミーフングン/mǐfěngēng)」。優しい味で朝から食が進みます。テーブルに置かれている黒酢をかけてもおいしいですよ。

また、花蓮の名産といえば、スイカ!です。花蓮の西瓜(シーグァ/xīguā)は日本のものとは比べ物にならないくらい大きい~~!!!

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宿を出てすぐのところにある「西瓜大王」というスイカ専門店。この店のスイカジュースやスイカ牛乳はイチオシです! カットしたスイカも一皿分から買えるので、旅行者の方も気軽に試してみてくださいね。

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花蓮のいいところを世界に広めたい! との情熱から環境活動、芸術推進、民宿経営まで

花蓮を拠点に活動するオーナーの素敏さん。スイスで教育を受けて育ち、台湾へ戻ってからは花蓮の環境保護をより進めていくために、音楽や芸術を通じた文化推進活動を通して人々に環境が身近にあることを知ってもらおうと積極的に活動してきました。

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また、花蓮という土地の良さをもっと多くの人に知ってもらいたい! という熱い思いから、地元の人や文化を紹介する「O’rip」という旅雑誌を刊行。そして、40年以上の歴史が詰まった、現在の「花蓮日日」となる建物に出会い、ここを仲間たちの活動の場所として、また多くの人たちの交流の場となったらと考え、民宿を始めたのだそうです。

好奇心と情熱、鋭い感性、そして何でも挑戦してみるという行動力、彼女はまさに花蓮の、さらには台湾の開拓者と言える存在です。

アクセス&周辺環境

花蓮駅からタクシーで約10分。また徒歩であれば約25分の距離です。中山路という大通りをまっすぐ進むだけの簡単なルートなので、歩くのが好きな方は花蓮市内を散策がてら、大理石の歩道を歩いてみるのもオススメです。

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宿の周りには、徒歩5分以内にコンビニ、地元で人気の朝ごはん屋さん「公正包子」やワンタンの老舗「花蓮香扁食」などローカルグルメのお店が沢山あり、とても便利。また、市内にはここ数年で増えてきたオシャレなカフェも沢山あり、朝も昼も夜も楽しむことができます。

部屋タイプと注意点

1人部屋(浴槽あり/なし 2タイプ)、2人部屋(浴槽あり/なし 2タイプ)、3人以上の部屋(浴槽なし)があり、それぞれ異なったデザインのお部屋になっています。

・お部屋は2階から5階までありますが、エレベーターはないのでご注意ください
・2020年9月現在、朝ごはんの提供はありません
・環境保護のため、歯ブラシは各自ご準備ください
・各部屋にテレビはありません
・人数の追加は大人1人につき500元、6歳~12歳の子供1人につき250元、5歳以下の子供は1部屋につき1人無料

予約や詳しい宿泊情報については Dear b&b の日本語版サイトからどうぞ

Dear b&b とは?

Dear b&b は、台湾各地の厳選した民宿を紹介する台湾発のサービスです。 女性の運営メンバーたちが旅行客の視点で「安心・親切・おもてなし」を軸に、施設やオーナー、周辺環境までを細かく評価し、選び抜かれたとっておきの民宿だけを紹介しています。現在はHowtoTaiwanと提携し、日本語での問い合わせに対応しています。

http://dearbnb.com (中国語のみ)

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