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深夜に満席になる、台湾おかずワンダーランド!お腹をすかせていくべき「小李子清粥小菜」

2016.9.6

「お粥」といえば朝ごはんのイメージが強いですが、夜食を食べる習慣のある台湾には、夜のお楽しみとして!朝まで夜通し営業しているお粥のお店があるんです。それも食べ放題!沢山のおかずを楽しめる、台湾総集編のようなお店をご紹介します。

こんにちは!小伶です。
台湾の夜のお楽しみといえば、やっぱり「夜市」が一番に思い浮かびますが、実はそのあとにも更に楽しみが残っているのをご存知ですか?

それが「夜食」。台湾にはもともと「宵夜:xiāoyè」という夜食を食べる習慣が多くあり、深夜にしかオープンしない店も多くあります。今回ご紹介する「小李子清粥小菜」もそんなお店のひとつ。現地のおばちゃんたちが元気よく働く、この店は台湾おかずワンダーランド!ぜひ一度は挑戦していただきたいスポットです。

深夜に満員になる「台湾おかずワンダーランド」!

MRT大安駅/科技大樓駅からともに7分ほど歩いたところにある「お粥横丁」。昔は今以上にお粥の店が立ち並んでいたようですが、閉店が続き、現在はガイドブックにも3軒ほどしか紹介されていません。

今回ご紹介する「小李子清粥小菜(シャオリィズ チンジョウシャオツァイ)」は、台北で一番オシャレなお粥屋さんとも言われていて、その開放的で清潔な店内は深夜でも明るく、23時頃のピーク時には二階席まで満席のことが多いそう。

深夜に満席になる、台湾おかずワンダーランド!お腹をすかせていくべき「小李子清粥小菜」

お昼の営業はしておらず、オープンは夕方17時。そこからなんと、翌朝6時まで営業しています。深夜の小腹が減ったころに胃に沁みわたる、優しいお粥の味わいといったら!全くもう、罪悪感の塊です。

お粥と聞くと朝ごはんのイメージですが、この店で食べられるお粥は、バリエーション豊かな台湾のおかずと一緒に食べるもの。
こちらは店内、ずらりと並んだ100種類以上のおかずは圧巻!

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そう。お粥の店ですが、お楽しみはお粥ではなく・・・

このお粥と一緒に食べるおかず。台湾ならではのおつまみから、角煮などのボリュームのあるお肉、野菜炒めや揚げ物、もうとにかくおかずの種類がすごい!どれも台湾ならではの味で、注文すればその場で作ってくれるお料理もいくつかあります。

注文は指差しでOK!大人数で色々頼めば、最高に楽しい!

ここまで沢山種類があると選ぶのが大変ですが、肉類・野菜類・魚類と色々場所が分かれているので、お腹の空き具合と相談しつつ、その場に立っているお店のおばちゃんたちに食べたいものを伝えます。

伝えると言っても、「これ、これ・・」と指差すだけでOK!

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おかずによって値段は違うのですが、ちょっとしたおつまみは一皿10元~、お肉料理も50元(約200円)ぐらい。皆で食べる大皿料理などは高くても200元(約700円)前後と、かなり良心的なお値段!

指差しで伝えると、選んだおかずはお皿によそってくれるので、トレーで受け取ってセルフで自分の席まで運びます(そうそう、先に席を取っておきましょう)。

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肝心のお粥は、なんと食べ放題!さつまいもたっぷりのやさしい味

「あれ?お粥はどこに?」なんと思ってしまいますが、おかずを選んで席につくと、それを見た店員さんがサッとあつあつのお粥を鍋ごと持ってきてくれます。一人でも鍋ごと!

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「こんなに食べれないよ〜!汗」と心の中で叫んでいたら、お店の人が笑顔で一言「おかわりできるからいつでも言ってね(ニッコリ)」

そう、この店ではお粥は食べ放題!お鍋の残りが少なくなったら、またできたてを持ってきてくれるという驚異的なシステムなんです。

日本のお粥と違って無味ですが、とろとろに煮込まれたサツマイモが入っている「地瓜粥」。夢の炭水化物on炭水化物。しかもおかずが濃い口なので、お粥もどんどん進んでしまう….!

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お店にはビールなどのお酒類も置いてあるので、お粥はともかく、朝まで美味しいおかずをつまみに酒盛りすることもできちゃいますね。

一人だとあまり品数を楽しめませんが、大人数で行けば、テーブルに載りきらないぐらいのおかずを味わえるはず。皆で丸テーブルを囲えば、台湾人のお家に招かれたような気分でご飯が楽しめるはずです。


さて、大満足の夜食タイムが終わり、スッとテーブルに置かれた伝票を見てまたびっくり。お粥のお値段はなんと20元!なんと日本円にして70円ほどで食べ放題だったんですね。

「小李子清粥小菜」まとめ

いかがでしたか?
ローカル感溢れるお店ですが、ぜひともチャレンジしてほしい「小李子清粥小菜」。おかずの種類が豊富なので、何度行っても飽きないのが嬉しいポイントです。

羨ましそうに店内を見ながらご主人を待っていた台湾わんこ。

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夜中3時にお粥を食べる人なんているの!?と思ってしまいますが、現地では結構、若者たちがクラブで遊んだ帰りにご飯を食べていたり、眠れない夜行性のカップルがふらふらと来ていたり。旅行期間中にいくのなら、早めの晩ごはんのあと、マッサージ帰りなんかに行ってみるのも良いかもしれません。

台湾で過ごす、ヘルシーなんだか不健康なんだか分からない不思議なミッドナイトお粥。とにかく、お腹をすかして挑むべし!

お店情報

深夜に満席になる、台湾おかずワンダーランド!お腹をすかせていくべき「小李子清粥小菜」
小李子清粥小菜 NO NAME 台北市大安區復興南路二段142號之1 [地図(Google Map)で見る]

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